龍角散のど飴を紅茶に溶かすライフハック、大好評の裏側で… 「溶かすべきでない」龍角散あった
熱い紅茶に龍角散のど飴を入れると「ハーブティーになる」ライフハックが話題。しかし「効果が発揮されにくくなる」龍角散も存在するのだ。
全国的に季節外れの陽気が続く今日この頃。この暖かさのまま、春に突入か…と思いきや、一転して「2月の寒さ」に逆戻りし、気温差で体調を崩した人も少なくないだろう。
今回は、X上で話題となっていた「喉をケアするライフハック」についてチェックしていきたい。
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■龍角散のど飴をホットティーに入れると…
ことの発端は、とあるXユーザーが投稿した1件のポスト。
「熱い紅茶に龍角散のど飴をひとつ入れると、ハーブティーになる」といった内容のポストは、投稿されるや否や瞬く間に話題となり、数日で1万件以上ものリポストを記録する事態に。
Xユーザーからは「知らなかった、やってみよう」「これは良いアイデア」「職場で試してみます」など、称賛の声が多数寄せられていた。
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■「龍角散」に話を聞くと…
手軽に美味しく喉のケアができるライフハックのように感じられるが、実際の効果はどうなのだろうか。今回は「株式会社龍角散」に件のポストを確認してもらい、詳しい話を聞いてみる。
まず気になるのは、お馴染みの「龍角散ののどすっきり飴」(以下、龍角散のど飴)を「水に溶かして飲む」是非について。
こちらの疑問をめぐり、龍角散担当者からは「同製品は食品のため医薬品と異なり、お召し上がり方は『ご自身の自由』となります。ただ当社では、あくまで飴の剤形の状態での品質確認しか行なっておりませんので、当社ののど飴を紅茶や水などに溶かすことや、溶かした後の品質について何ら責任を負うことはできかねます。ご自身の判断と責任においてお召し上がり頂ければと存じます」との回答が得られた。
のど飴に関しては「ユーザーの好み」に委ねられる部分が大きいが、注意したいのは「溶かすと効果が発揮しにくい龍角散」も存在する点。どのような製品を溶かしてはいけないかというと…。