『ブギウギ』木野花演じる“大野さん”に心揺さぶられる人続出 「疑ってしまってすみません」反省の声も
『ブギウギ』で木野花演じる家政婦の“大野さん”に壮絶な過去が判明。涙する視聴者が続出し、“あだ名”呼びを改める人も。
きょう26日放送のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で木野花演じる家政婦・大野晶子の“過去と心情”が描かれ、反響を呼んでいる。
■家政婦・大野の壮絶な過去
大野がスズ子のもとで家政婦を始めて半年が経過、りつ子(菊地凛子)のもとを訪れたスズ子(趣里)は大野の過去を聞かされる。
りつ子の実家の呉服屋で女中をしていたという大野は夫と死別し息子のいる東京へ出てきたが、戦争で息子を、さらに嫁と孫までも空襲で亡くし、独り身に。りつ子が久しぶりに会ったときには打ちひしがれ、変わり果てていたのだという。
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■スズ子の心情にも変化が
大野からは東京に出てきたまでのざっくりとした話だけを聞いていたスズ子は、互いのためになると思ってスズ子と大野を引き合わせたというりつ子に礼を言い、自宅へ。
3人で手を繋いで買い物へ行ったり、大野の漬けた漬物を絶賛し「この混ぜる手のほうに美味しさの秘密があるんかな」と大野の手をとって触れ合ったりと、“家族”になろうとするような姿が描かれた。
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■「胸がいっぱい」「号泣してしまった」
スズ子の娘・愛子(小野美音)とともに障子に花形の障子紙を貼ったり、ニンジン嫌いを克服させたりなど愛子の世話も完璧な大野だが、りつ子の話と同時進行で大野の心情も描写。孫の手を離してしまった空襲を回想しながら縁側で遊ぶ愛子を見守っていた大野は虚ろな目を見せる。
その様子に「悔いても悔い足りないであろう心の痛みを感じる」「愛子を通してりつ子の子供時代を思い出してるのかと思ったけど、戦争で失ってしまった自分の孫を思い出してるの、切ないなあ」との声が上がり「大野さんの心情を想像するだけで胸がいっぱい」「号泣してしまった…」と涙する人が相次いだ。
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■“あだ名”呼びを改める人も
22日の放送では強烈な東北訛りでグイグイと迫るインパクト大の姿で登場した木野。
「大野さん大丈夫よね?」「大野さん、大丈夫な方であってくれ」などと不安に思った人もいたようだが、この日描かれた人物像に「大野さん、悪い人だったらどーしよって初回登場のときに一瞬でも思ってしまってごめんなさい。3人で手を繋いで歩く姿は家族でしたね」「疑ってしまってすみません」との声が。
また、2013年度前期放送の朝ドラ『あまちゃん』でのキャラを思い出す人が続出し「メガネ会計ババア」がトレンド入りもしたが、描かれたつらい過去に「メガネ会計ババア…じゃなくて、大野さん…」「メガネ会計バ、いや、大野さんの生き様? が静かに語られて、ついもらい泣き」「もう眼鏡会計ババアとか呼べないな」などと“あだ名”呼びを改めた人もいるようだ。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)