笠原将弘氏が教える「水を使わない新玉ねぎ豚汁」が超濃厚 思わず驚くおいしさ
だしと新玉ねぎの水分で作る「豚汁」が奥深い味でおいしい。笠原将弘氏のYouTubeチャンネルのレシピを実際に作ってみた。
甘い新玉ねぎの時期がやってきて、春の味覚を楽しんでいる人は多いはず。いつものようにステーキや炊き込みご飯にしてもいいが、スープで食べると甘さと旨みがより楽しめるかも?
人気日本料理店「賛否両論」店主の笠原将弘氏が、YouTubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』に、新玉ねぎで作る「新玉ねぎ豚汁」のレシピを投稿。Sirabee編集部が実際に作ってみたところ、濃厚な味わいが最高に楽しめて大満足のレシピだった。
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■「新玉ねぎ豚汁」の材料
【2〜3人前】
・新玉ねぎ 2個
・厚揚げ 1枚
・豚バラスライス 200g
・だし 350cc
・万能ねぎ 少々
・七味唐辛子 少々
・好みの味噌 大さじ3
・薄口醤油(なければ濃口醤油) 大さじ1.5
豚肉と新玉ねぎを除けば、具材は厚揚げだけという非常にシンプルなレシピ。厚揚げの代わりに豆腐や油揚げでもよいとのこと。厚揚げの油脂分も使うため、油抜きはしなくていいようだ。
新玉ねぎは薄皮を剥いて洗ったら薄切りにする。豚バラ肉は5cmの長さに切り、厚揚げは1cmの厚さに切る。新玉ねぎの量が多いように見えるが、このレシピでは水を使わず、だしと新玉ねぎから出る水分で作るのが特徴だ。そのため、蓋ができる鍋を用意しよう。
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■蓋をして新玉ねぎをじっくり煮込む
鍋にだしを入れて中火にかけ、温まる前に豚肉を入れる。だしが冷たい状態のほうが肉がほぐれやすいという。肉がほぐれたら薄口醤油、味噌を溶く。
そこに大量の新玉ねぎを入れて高さを均等にして、厚揚げをのせたら、火加減を極弱火にして30分ほどじっくりと煮込んでいく。火力によっては煮詰まりすぎることがあるため、定期的に様子を見て、場合によっては水を入れて調整してほしい。
30分煮込むと、新玉ねぎが溶けてまるでポタージュのような濃厚な見た目に。
あとは器に盛り付けて、ねぎや七味唐辛子などをお好みで入れたら完成だ。
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■濃厚な味わいに驚き
豚肉、新玉ねぎ、厚揚げとシンプルな具材なのに、新玉ねぎの甘さと旨みが染み込んで非常に奥深い味わい。この豚汁を食べた笠原氏は「玉ねぎのポンジュース」と言っていたが、トロトロに溶けた玉ねぎの濃厚な味わいはまさにポンジュースレベル。新玉ねぎの甘さをあらためて実感できるレシピだ。
動画コメント欄には「このシンプルな材料でこの美味さ、目から鱗でした」「ポタージュみたいで、ホントにホントに美味しかった」「余計な具材は必要ない究極の豚汁」と絶賛する声が寄せられている。
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■新玉ねぎ豚汁の動画
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■執筆者プロフィール
二宮新一:エンタメ、グルメ記事をメインに執筆している30代ライター。
グルメ記事では、飲食チェーン店の新商品、SNSでバズったレシピを中心に「料理初心者でもわかりやすく」をモットーに紹介。料理人や料理研究家を非常に尊敬しており、自身でも日夜レシピを研究している。
仕事を効率的にしようとパソコンにサブモニターを導入したが、『クッキークリッカー』を眺めるモニターと化してしまった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)