水原一平氏、ギャンブル依存症に陥った理由は“背徳感”? 箕輪厚介氏の考察に「闇が深い」の声も
違法賭博に関与した疑いでドジャースを解雇された水原一平氏をめぐり、ギャンブルにハマる心理について幻冬舎編集者の箕輪厚介氏が考察している。
「幻冬舎」編集者の箕輪厚介氏が21日、自身のYouTubeチャンネル『箕輪厚介の部屋』を更新。違法賭博に関与した疑いで、ロサンゼルス・ドジャースを解雇された水原一平氏が、ギャンブルにのめり込んだ心理について私見を語った。
■「ギャンブル依存症」を告白との報道も
ドジャースは21日、大谷翔平選手の通訳を務めていた水原氏を解雇したことを公表。複数の地元メディアが、水原氏が違法のスポーツ賭博で巨額の借金を抱え、大谷選手の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8,000万円)が送金されていたことなどを報じた。
大谷選手の代理人弁護士は、大谷選手が「大規模な窃盗の被害者」であり、資金を盗用されたとして、問題を告発したとの声明を発表していることも伝えられている。
また、水原氏が選手たちに対し、自分はギャンブル依存症だと告白したとも報じられた。
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■「大王製紙事件」井川意高氏の経験談
箕輪氏は、過去にカジノに106億8,000万円をつぎ込んだ背任事件(大王製紙事件)で有罪判決を受けた、大王製紙元会長の井川意高氏の著書を担当した経験から、井川氏にギャンブルについて話を聞いた経験を振り返る。
井川氏の話によると、ギャンブルにおける快感は勝ったときに感じるのではなく、どんどん負けが込んで借金を重ね、そこから収支をプラスマイナスをゼロに戻せたときに「一番アドレナリンが出るらしくて。失ったところからゼロに戻すという瞬間が一番興奮する」という。
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■“背徳感”が原因?
箕輪氏は「もしかしたら一平さんも、そこに興奮したんじゃないかなと。国民的大スターの通訳、しかもすごい人間性が綺麗で愛想もよくて、その大谷さんと一緒に愛されていた存在の自分が、人知れず数億の借金を作ってしまい、絶対にバレないように戻していく背徳感。それがやめられなかったんじゃないかなと思います」と私見を述べる。
井川氏も「溶かしちゃいけない金額を溶かすところまでやってしまうのがギャンブル」「どうしても失ってはいけないお金、そのお金に手をつけてからが本当にギャンブルの始まりなんだ」と話していたことに触れ、「それがたまたま、一平さんにとっては6億だった」などと語っていた。
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■「闇が深い」の声も
コメント欄では、ユーザーから「結婚の慶事の次にこのニュース。事実がわかるまで静観したいです」「大谷に司法の影響が及ばないことだけを祈るよ」といった意見が。
また、「ギャンブル依存症は闇が深い」「井川さんの経験談がリアルで怖すぎて…ギャンブルは全て底なし沼」とのコメントや、水原氏に対して「長い人生の中でまだ再生できると信じるよ」という声もみられた。