退屈な話の対応にも使われる… 約4割が得意だと思っている「笑い方」とは
人と話していてどう対応していいかわららなくなったときには、とりあえず笑顔で…。
人とコミュニケーションを取るときに、愛想笑いを使う人も多くいるだろう。しかしうまくいけば効果的な愛想笑いだが、ときには「不自然な笑顔」と取られてしまうこともあるようだ。
■約4割「愛想笑いが上手」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に実施した調査では、全体で41.1%が「自分は愛想笑いが上手なほうだと思う」と回答した。
男女別で見ると、男性が37.5%、女性が44.8%となっていた。
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■愛想笑いで調子に乗られて
友達の自慢話に愛想笑いで対応した20代女性は、「友人と食事をしているときに、自慢話ばかり聞かされていたんです。さすがにやめてほしいと思いましたが、笑顔を作って乗り切っていました。しかしこちらが笑顔でいると、その友達も調子に乗ってさらなる自慢話を続けてきたんです」と語る。
友達の自慢話は止まらなかったようで、「その日はずっと愛想笑いを続けていたので、本当に疲れました」とも話していた。
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■不自然な笑顔に取られて
上司の話に対して愛想笑いをしていた30代男性だが、「会社の飲み会で上司だけがひたすら話してくるので、僕は愛想笑いで対応していたんです。しかし僕の笑い方は、とても不自然な感じだったようで…。近くにいた同僚に『無理して笑ってるように見えた』と言われ、動揺してしまいましたね」と当時を振り返る。
ただ最悪な状況にはなっていないと思っているようで、「ただ上司は話に夢中だったために、僕の表情までは見ていなかったでしょう」と続けた。
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■へらへらしているように思われ
愛想笑いのつもりがへらへらしているように取られた20代女性は、「仕事中に上司の話を、愛想笑いを交えながら聞いていました。しかし後から近くにいた先輩に、『ずっとへらへらしていたの、あまりよくないよ』と注意されてしまったんです。こちらはニコニコと、上司の話を聞いているつもりだったのですが…」と気持ちを述べた。
さらには、「自分でそのときの表情は見られないので、難しいですよね」と不満も漏らしていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名