『虎に翼』身内下げジョークに戸塚純貴“轟”がただ一人取った行動に… 「好感持てる」「ブレない」の声
朝ドラ『虎に翼』で、平岩紙演じる梅子の夫による“冗談”を聞いた、戸塚純貴扮する轟の態度が話題に。令和の今もありがちな状況に怒りの声も…。
伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、戸塚純貴演じる轟太一が劇中で取った行動が、Xで視聴者の反響を呼んでいる。
■梅子の夫が講義を行うも…
この日は、寅子(伊藤)と同じ明律大の学生である梅子(平岩紙)の夫で弁護士の大庭徹男(飯田基祐)が、民事訴訟の専門家として明律大で講義を行うことに。
題材として取り上げたのは、資産家が飼育する闘犬が若い女性に噛みついて顔にけがをさせたという事件。女性の両親が資産家を訴えたが、その慰謝料がいくらになったかを大庭が学生に問いかける。
当時、死亡事件でも慰謝料の相場が500円ほどだった中で、この裁判の慰謝料は1500円という判決に。「損害賠償は被害者を救済し、傷を癒やす心の薬」と力説した大庭だが、その一方で「うちの家内なら取れて300円がいいところ」と妻の梅子を小馬鹿にする“冗談”を言い、男子学生たちが笑い声をあげる。
しかし、轟は笑わずにぶぜんとした表情を浮かべた。
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■「本当にいいやつかも」「好感持てる」の声
梅子の夫による、令和の今なおありがちな“身内を下げる”ジョークと、それを聞いても笑わなかった轟の様子に、Xでは「梅子さん」がトレンド入り。
「梅子さん夫はなかなかリアルな鬱陶しさ」「梅子さんのダンナ、めちゃくちゃモラハラ男やん」「梅子さんの夫の話って政治家が地元の講演会とかでウケ狙いで話すアレと同じ」「梅子さんの夫、いるよねこういう人。人をほめるのに、身内をけなしたりさげる人。自分のことは、絶対さげないくせに」と怒りの声が。
さらに、「轟くん、梅子さんが旦那にいじられたときも笑ってなかったし、本当にいいやつかも」「端っこで笑わない轟くんよかったなあ」「他の男子学生と一緒に笑うことはしなくて好感持てる」「梅子さんを使った冗談に笑わなかったのはえらい」「男子学生の中で轟だけが笑ってない。ブレない轟」と称賛する意見がみられた。
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■花岡と評価が“逆転”
また、当初は轟が男尊女卑ともとれる発言をしていたのに対し、女子学生に「本当に尊敬している」などと話して敬意を表していたはずの花岡(岩田剛典)らだったが、陰では女子部を「魔女部」と呼び、「女ってのは優しくすると付け上がるんだ」なとど言っていたことが明らかに。
しかし話を聞いた轟が、花岡に「撤回しろ!」と詰め寄った。
これにも、「轟思わぬ伏兵…やるじゃないか」「素直そうだし潔さそう」「轟は意外といいやつ…なのか?」「裏表があるイケメン花岡よりバンカラ轟のほうがいいヤツじゃん」「期待通り、花岡と轟の評価が逆転」といった声もあがっている。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)