橋下徹氏、フェイスブック投資詐欺広告の被害に 事務所は注意喚起「クリックしないでください」 

相次ぐフェイスブックの投資詐欺広告。社会問題化するこの被害に橋下徹も遭い、注意喚起した。

2024/04/23 17:00


橋下徹

大阪府知事・大阪市長などを務めた弁護士の橋下徹氏が、23日に自身のXを更新。相次ぐフェイスブックの投資詐欺広告に利用されたとして、注意を促す事務所公式アカウントの投稿をリポストした。

【ポスト】「絶対に広告のクリックしないでください」



■事務所アカウントが注意喚起

橋下氏がリポストしたのは、自身が代表を務める橋下綜合法律事務所の投稿だった。同アカウントは「注意喚起」として、「当事務所代表弁護士橋下徹の名を語り、投資勧誘を行っているFacebook広告が散見されております」と報告。

「こちらの広告は、当事務所及び橋下徹は一切関与していない虚偽の広告になります」と偽広告であることを説明し、「絶対に広告のクリックしないでください」と注意を促した。


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■セミナーへ誘導する広告

続くポストでは、「以下、確認できているFacebookの虚偽広告になります。ご注意ください」と実際のURLも公開。

リンク先には、橋下氏を騙る人物が、画像とともに「『独裁者』『民主主義の破壊者』と批判されてきた私ですが」「複数の無料コースを提供することにしました」「投資は贅沢品ではなく、必要不可欠なものです」などと投資セミナーへ誘導する広告が表示されている。


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■社会問題化する投資詐欺広告

著名人を騙る投資詐欺広告は社会問題になっており、フェイスブックやインスタグラムを運営するメタ社では特に被害が深刻化。実業家の前澤友作氏、堀江貴文氏らはかねてから声を上げ、10日にはともに自民党の会合に出席して対策などを訴えていた。

こうした動きをめぐり、メタ社は広告審査に関して、16日に「審査チームには日本語や日本の文化的背景、ニュアンスを理解する人員を備えています」などと説明する声明を発表したが、前澤氏はXで不満をあらわに。

19日の自民党会合にはメタ社幹部も出席したが、具体的な対策に関する証言はなく、引き続き問題になっている。

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