『虎に翼』もう1人の“船の仲間”登場にファン歓喜「誰だろうと思ってたら…」 お馴染みのセリフで挨拶も
朝ドラ『虎に翼』にアニメ『ONE PIECE』でおなじみの声優、平田広明が登場。ルフィ役・田中真弓が予告していた「船の仲間」が判明し、ファンからは歓喜の声があがっている。
アニメ『ONE PIECE』のサンジ役などで知られる人気声優・平田広明が、伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』に登場。Xでも話題を呼んでいる。
■直言らの裁判が開始
1日放送の第23話では、寅子(伊藤)らが父・直言(岡部たかし)の無実の証拠を集め、署名活動を行う。新聞記者の竹中(高橋務)は共亜事件をめぐる闇について明かし、寅子の身にも危険が及ぶことを警告。その言葉通り、寅子は何者かに襲われそうになる。そんな中、共亜事件の裁判が開始。直言の罪状認否が行われる…という展開となった。
平田は武井裁判長役で登場。共亜事件裁判で裁判長を務めることになり、桂場(松山ケンイチ)に「助けてくれるか」と判事を引き受けるよう依頼する場面もあった。
関連記事:『虎に翼』仲野太賀“優三”、司法試験に落ち続けた理由が判明? 緊迫の場面でのファインプレーも話題に
■田中真弓が意味深に予告
『虎に翼』では、アニメ『ONE PIECE』で主人公のルフィの声を務める田中真弓が、花江(森田望智)の実家・米谷家で働く女中・稲役で出演。「何やら船の仲間が…1人乗り込んでくるようでございます」と意味深に予告し、誰が出演するのか話題を呼んでいた。
ドラマの公式Xでは「稲役 田中真弓さんのコメント動画で話していた、『船の仲間』はこの方でした!! 武井裁判長役 平田広明さん」と平田のコメント動画を紹介した。
関連記事:『虎に翼』身内下げジョークに戸塚純貴“轟”がただ一人取った行動に… 「好感持てる」「ブレない」の声
■「くそお世話になっております」
平田が朝ドラに出演するのは2016年の『とと姉ちゃん』以来2度目で、「朝ドラに帰ってまいりました」とあいさつ。
『虎に翼』の脚本を手がける吉田恵里香氏が、脚本家として参加していたアニメ『TIGER&BUNNY』で、主人公の1人であるワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹を演じており、「吉田恵里香さんの作品で、『虎』とタイトルについた作品に出られるとはなんとも光栄なことでございます」と語る。
さらに、「聞くところによると、うちの船長もこの作品にお世話になっているそうで、田中真弓、平田広明ともども、くそお世話になっております」と、サンジのセリフを引き合いに頭を下げた。
関連記事:うどん1杯を頼んだレシート、予想外の金額にギョッとした 「詐欺罪では」と疑問の声も…
■「サンジ君だ」「耳が幸せ」
平田の登場に、Xでは「平田さん」などのワードがトレンド入り。
「え!? 朝ドラ見てたら平田さん出てる!?」「平田さんの声がすると思ったら平田さんだった!」「登場初っ端もう声がいい平田さん」「ベテラン声優さんは声の存在感が圧倒的だよね」との声があがった。
さらに、「船の仲間って誰だろうと思ってたらサンジ君だった」「結構ヘビーな回でしたが、船の仲間にテンションが上がってしまいました」「もう1人の“船の仲間”は平田さんでしたかー!」と喜ぶ人も。
同ドラマでは、田中や平田のほか、ハリソン・フォードやメル・ギブソンらの声の吹き替えなどで知られている声優・磯部勉も、若島大臣の弁護を務める錦田弁護士役で出演しており、「今回の朝ドラ、ええ声の人がよく出ますな」「朝から良い声でありがたや」「だんだんお耳が幸せなドラマに」といった声も見受けられた。