鈴木誠也、昨シーズン後半に成績が向上した理由を告白 「アメリカのやり方に…」
鈴木誠也が古田敦也氏のYouTubeに出演。昨年後半に成績が向上した理由を告白。ある日本人元選手の存在が大きかった?
シカゴ・カブスの鈴木誠也選手が元東京ヤクルトスワローズ監督・古田敦也氏のYouTubeチャンネルに出演。昨シーズン後半に成績が向上した理由を明かした。
■鈴木選手に古田氏がインタビュー
アメリカで古田氏が鈴木選手にインタビューをした今回の動画。
古田氏は「昨年、悪い時期もありましたけど、後半調子を上げたなと思ったんですけど、そのあたりはいかがですか」と質問する。
これに鈴木選手は「焦りもあって、力みが強くなって。速いボールに対して自分のつけた筋力で、ガンと打ちに行ってしまっていて。自分の元々のスタイルではないんですけど、力がついたぶん、上体の力で打っていると思った」と語った。
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■内川氏から教えを…
さらに「ちょうどニューヨークに来たタイミングで内川聖一さんにも会って、『どういうことしてましたっけ』という話をして」と元福岡ソフトバンクホークスの内川聖一氏に教えを受けたを告白。
続けて「アメリカのやり方にずっとシフトしてたんで、ちょっと感覚がわからなくなっていて。自主トレでやってきたことだったり、今までやってきたことをおさらいして。そうしたら力が抜けて、甘い球を積極的に早いカウントでスイングできるようになったんで、良い結果が生まれたのかなと思う」と話した。
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■昨年調子を上げた理由は?
話を聞いた古田氏は「去年調子落とした時期があって、後半上げたから。なにか方法があるなら教えてほしい」と質問する。
これに鈴木選手は「毎日試合があると、打率を見てどうしても動くとメンタル的に『うわ』っとなってしまうときがあった。なので減らない数字で数の目標を自分で立てて、そこで勝負していったら、気持ちがどんどん楽になって。そこが 後半良くなったきっかけでもあった」と明かしていた。
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■MLB日本人右打者初の20ホームランを記録
鈴木選手は昨シーズン、日本人選手の右打者としては最多となる20ホームランを記録。打点74、打率2割8分5厘と好成績を残した。
今シーズンも活躍が期待されているが、4月に右脇腹を痛めて故障者リストに入り、現在メジャー復帰に向けて調整している。