『虎に翼』土居志央梨“よね”の不器用な生き様にエール 「眩しい」「勇気づけられた」の声
朝ドラ『虎に翼』で、口述試験での試験官の意地悪な質問に怒りで反論した山田よね。演じる土居志央梨は「不器用と書いて山田よねと読みます」とつづる。
10日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、土居志央梨演じる山田よねが、寅子(伊藤沙莉)に、自身の信念を曲げない決意を伝えた。Xでは、よねの生き方にエールが相次いだ。
■「私は自分を曲げない」
高等試験(司法試験)に寅子らが合格した一方で、よねは不合格という結果に。寅子の家を訪れたよねは、口述試験は「完璧だった」としつつ、試験官から「弁護士になっても、そのトンチキな格好は続けるのか」と男装について問われたことを明かす。
よねは「トンチキなのはどっちだ。あんたらの偏見を、こっちに押し付けるな」と反論。これが原因で不合格になったとも推測されたが、「私は自分を曲げない。曲げずにいつか必ず合格してみせる」と決意を語り、寅子の合格を祝福して立ち去った。
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■「何がトンチキだ!」怒りの声も
口述試験での試験官の言葉に、Xでも「何がトンチキだ!」「スーツと同じだろ! てめえらもトンチキだ!」「男と同じくらいやれと言うのに男と同じ格好をしてるとトンチキと言われる。はて?」「服装関係ないでしょ?」と怒りの声が。
一方で、「面接官を怒鳴る必要はなかった」「活動家じゃなく受験生だから試験委員に喧嘩売ってもね」「気持ちは分かるけど…入ってから戦うという選択肢もあるんだ…!」「自分が弁護士になったときヤイヤイ意地悪言う被告人もいるやんね…そうなったときに感情だけで反論するか否かを知るための口述試験やったんやろなぁ」といった意見もみられた。
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■「愛おしい」「信念を貫いて」
土居は放送後、自身のXを更新し「不器用と書いて山田よねと読みます。虎に翼 今週もありがとうございました」と投稿。
自身の信念を曲げられないよねに、視聴者からも「愛すべき不器用者」「不器用なよねさんに勇気づけられた」「不器用過すぎて愛おしい」「なんて不器用な人なんだろう、と思いながらも、信念に基づいて生きている姿が眩しい」といった声が寄せられた。
さらに、「絶対に媚びずによねさんには合格してほしい」「信念を貫いて来年こそ!」「よねさんみたいな人こそ弁護士や検察官になってほしい」とエールを送る人も見受けられた。