『虎に翼』上川周作“直道”は「一握りの男」か否か 視聴者が気になる答えは副音声にあった…
NHK朝ドラ『虎に翼』で、森田望智演じる花江のセリフ「一握りの男」に注目が集まるなかで、夫の上川周作演じる“直道”はどうなのか。副音声を聞いてみると…。
14日あさ放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、森田望智演じる花江のセリフから「一握りの男」がXでトレンド入り。そんななか花江の夫・上川周作演じる猪爪直道が「一握り」に該当するのか否か、視聴者の興味を引いている。
■「ほんの一握り」の男とは
裁判官の試験に合格した花岡(岩田剛典)から“2人きりのお祝い”を提案された寅子(伊藤沙莉)。花江は「ねえ、どうする? もしプロポーズされちゃったら…」と盛り上がり、母・はる(石田ゆり子)も落ち着かないようでふすまの向こうから盗み聞きする。
しかし当の寅子は「(プロポーズは)ないない」「仕事があるんだって」などと落ち着いており、花江は「トラちゃんって本当殿方のことがわかってないのね」と呆れた様子。
「『いつもと違い、今日の寅子さんは紅をつけている…』そういう些細なことにお気づきになりそうな気の利いた殿方なんて、ほんの一握りなんだから」というと、子供たちとの戦いごっこで「ああぁー! ああーっ!」と叫び声を上げる寅子の兄で花江の夫・直道の顔がアップになった。
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■直道はどっち?…副音声に答え
同作では度々「俺には分かる」の口癖で登場する直道だが、どこか的外れな解釈に視聴者をクスッとさせている。
そのことから、「直道兄は一握りの男なのか?」「一握りのほうなの? 違うの? どっち?」という疑問や「当然『一握りの男』には入らないであろう直道兄ちゃんの顔芸アップ(笑)」「『俺には分かる』の直道が、ほんの一握りの殿方………いや、違うな」といった声も。
放送にはその答えを知る“仕込み”があった。じつは副音声において、「一握りではない直道」という語りが…。
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■直道を支持する声も
直道は以前、嫁姑問題に「100点満点」な一手を打って視聴者の心を鷲掴み。女学生が誤ってバケツの水をかけてしまった際には「大丈夫! 気にしないで!」と爽やかな笑顔を返しており、花江はそんな直道を見て「私、この人のお嫁さんになろう」と決意したエピソードが明かされていた。
そのため、「あれ、私は直道は『一握り』のほうの殿方だと思ってたけどな」と首を傾げる人もおり、「直道お兄ちゃんは、間違いなくほんっのひと握りの選ばれし殿方」「ほんの一握りをゲットした花江さんは目のつけどころがいい」とすっかり愛されキャラとなった直道を支持する視聴者も少なくないようだ。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)