ラミレス氏、東京ヤクルトスワローズへの感謝を告白 「若松勉監督が我慢して使ってくれた」
ラミレス氏が「最初、ヤクルトに入団できたことが2,000本打てた要因」と告白。「最初、巨人に入団していたら3ヶ月で帰っていたかも」とも…。
元横浜DeNAベイスターズ監督のアレックス・ラミレス氏が自身のYouTubeチャンネル『ラミちゃんねる』で、古巣・東京ヤクルトスワローズへの感謝を語った。
■ラミレス氏がヤクルト時代を振り返る
ラミレス氏と古田氏がトークした今回の動画。そのなかで古田氏が「試合を休まないメリット」を説明する。
話を聞いたラミレス氏も「(ヤクルトでの)7年間、毎試合4打席立つことができた。その結果、毎年600打席立つことができたんだ。そうなると安打数も多くなる」となどと見解に同調。
そして「トレーナーやコーチが良いケアをしてくれた」「(来日当初の)若松勉監督は結果が出なくても、僕を我慢して使ってくれた。それが7年間ヤクルトで活躍できた理由だと思う」と話した。
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■入団当初のヤクルトはすごいチームだった
さらに「ジャイアンツに移籍したときは、すでにキャリアができていたので難しくなかったが、その前のヤクルトでの7年が、2,000本安打を達成できた大きな要因」とラミレス氏は語る。
古田氏が「ヤクルトのみんなは優しかった?」と質問すると、ラミレス氏は「優しかったよ。当時のヤクルトはすごいチームだったよね。5人も名球会に入っている」と笑った。
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■ヤクルトへの感謝を口に
当時のスワローズについてラミレス氏は「名球会に入っていなくても、岩村明憲もすごい選手だったし、古田敦也さん、真中満さん、飯田哲也さん、稲葉篤紀さん、土橋勝征さん、城石憲之さん、三木肇監督、宮本慎也さん。本当にいい雰囲気で素晴らしいチームだったよね」と話す。
続けて「1番のムードメーカーは試合の出番は少なかったけど、度会(博文)。僕に『アイーン』を教えてくれたんだ。僕が日本で長くプレーできたのは、最初にヤクルトに入団できたことが大きかった」とスワローズへの感謝を口に。
そして「もし最初に入ったのがジャイアンツだったら、3ヶ月で終わっていたかも。オドーアのようにね。本当に最初の球団がヤクルトで良かったよ」と笑った。