『虎に翼』花江役・森田望智の“震える手の演技”に涙する視聴者続出 「辛すぎる」「全部伝わって…」
27日放送の朝ドラ『虎に翼』では、森田望智演じる花江が、写真立てにそっと触れる姿が「圧巻の演技」と話題に。伊藤沙莉扮する寅子の行動に注目する人も。
27日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、寅子(伊藤沙莉)の兄・直道(上川周作)が戦死。Xでは、直道の妻・花江を演じる森田望智の「震える手の演技」が反響を呼んでいる。
■写真立てを手に取った花江は…
戦火を避け、子供たちと疎開していた寅子と花江のもとを、父・直言(岡部たかし)が訪れる。直道の戦死の報が届いたことを聞き、花江は泣き崩れる。
それからしばらく後、終戦を迎えて寅子らは帰京。自宅に飾られていた結婚式の写真を手に取った花江は、震える手でそっと写真の中の直道に触れた。
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■「辛すぎる」「圧巻の演技」
この場面に、Xでは「花江ちゃん」がトレンド入り。
「花江ちゃんが直道の写真に手を伸ばしたときめちゃくちゃ手が震えてて…ご遺体に触れるときみたいだった。辛すぎる」「花江ちゃんの震える手が写真を手に取るカット胸が締め付けられた」「ただ、手だけで、全部全部伝わってくる」との声があがった。
手だけで花江の心情を表現した森田に、「指先だけで哀しみをを表現する森田望智さん凄い」「森田望智さんの演技が圧巻でした」「慈しむように写真立てに触れる花江ちゃん見るだけで泣いちゃう。手だけでこんな演技ができる森田望智さんもすごい」と称賛も届いた。
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■寅子の行動に「気遣い」
また、花江の様子を見た寅子が、自分と優三(仲野太賀)の写真立てをしまう様子に注目する人も。
「寅ちゃんがなんで自分の結婚したときの写真をカバンに入れてるんだろうと思ったら、直道さんが亡くなったから花江ちゃんに気を遣ってるのかあ(泣)」「自分だって会いたいし心配だしどうなってるかわかんなくて嫌だけど、花江ちゃんがしんどくてたまらんからって気遣いだよねえ」「花江ちゃんの心に寄り添った行動だと思う」といったコメントが寄せられた。
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■家族が思い合う姿に涙
さらに、「寅ちゃんも花江ちゃんを思って写真をバッグにしまったり。直明に戻ってきてうれしいと言う花江ちゃん。皆つらい状況なのに思いやりのある猪爪家」と、家族が互いに気遣い合う姿に思いを馳せる人もみられる。
「猪爪の両親にしてみても大事な息子を、寅ちゃんもお兄さんを亡くしたわけで…。みんながみんな、『辛いのは自分だけじゃない』と思って耐えていると思うと本当に悲しくて苦しい」「あちこちに家族を大事な人を亡くした人がいたんだ。誰も離れたくはなかったのに。花江ちゃんも辛い。猪爪家みなも辛い。戦争はいけないよ」と改めて訴える意見も見受けられた。