ピリつく取材現場を緩和した香取慎吾の「人柄」、イベント主催に向け感謝の言葉も
カルティエの展示イベントに登場した香取慎吾。いつものまっすぐなキャラクターで会場を沸かせた。
歌手でタレントの香取慎吾が10日、東京・東京国立博物館で行われた「カルティエと日本 半世紀のあゆみ『結 MUSUBI』展」オープニングイベントに登場。飛び抜けに明るいキャラクターをこの日も披露し、会場のムードを一変させた。
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■北野武、今田美桜ら錚々たる面々が
日本に最初のブティックを開いてから50年となるカルティエ。
それを記念し、東京国立博物館にて12日から7月28日まで開催される同展では、28名のアーティストによる約150点もの作品が展示され、カルティエと日本、そしてカルティエ現代美術財団と日本のアーティストという2つの「絆」を表現する。
オープニングイベントには、自身の作品も展示されている香取、北野武をはじめ、ゲストとして今田美桜、内田也哉子、江口洋介、小澤征悦、賀来賢人、窪田正孝、鈴木保奈美、戸田恵梨香、松嶋菜々子、山田裕貴といった豪華な面々が登場。
優美なドレスやスーツ、さらにはカルティエの高級ジュエリーを身につけた状態でメディア向けフォトコールに応じた。
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■香取の人柄が出たフォトコール
ハイブランド・カルティエ主催のスタイリッシュなイベントとあり、現場はかなり厳かな雰囲気。約50〜60人ものカメラ陣が待機するレッドカーペット前にリムジンが横付けされ、一人また一人とゲストが登場するという流れだったが、張り詰める緊張感を見事に緩和させたのが香取だ。
レッドカーペットに降りたら即撮影開始とあり、どのゲストも皆キリッと表情を作って「…よろしくお願いします」と車から降りて来る中、香取だけは大勢のメディア陣を目視すると「うわぁぁ…」と驚嘆する表情を見せ、そしてだいぶゆるめなボイスで「こんにちは〜」と挨拶したのだった。
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■「このまま着けて帰りたい」
その後も興味津々な顔つきで記者陣、カメラマン陣一人一人をぐるりと見渡し、ニッコリ笑顔で何回も会釈。長時間地べたに座っていたSirabee記者も香取と目が合い、こちらも思わず笑顔に…。
その後、撮影対応しながらも「よかったですねぇ、今日は晴れて〜」とカメラマンたちを労う一言。そして装着している指輪を見せながら「シャキーン!」とセルフで擬音を入れるなど、終始サービス精神旺盛だった。
マイクを向けられると、「このカルティエの象徴でもあるパンテール(豹)の指輪、すごい好き。このまま着けて帰りたい。遊び心、イタズラ心がくすぐられる勢いがある。豹って走るの速いじゃないですか!?」と、豪華ジュエリーの数々に惚れ惚れする様子を見せた。
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■波乱万丈な時期を回顧し…
この日はカルティエの腕時計『タンク』を装着していた香取。「ちょうどタンクが誕生100周年を迎えた2017年、僕が記念の絵を描かせていただいて、今回も展示されているんです。本当に幸せ」と明かす。
「2017年は(当時のジャニーズ事務所を退所し)新たな道を進もうとした時で、仕事も何も無くなった“なかなかの時期”でした。そんな頃、カルティエから『タンクの絵を描いてください』とご連絡いただき、自分がどこに向かえば良いかわからない中、期待に応えようと必死に描いた絵。それが何年も経って、繋がって、こんな素敵な場所に飾られている。本当に嬉しく思っています」と感慨深げにコメント。
最後には「…(今日は)結構ちゃんとしたコメントを言いました(笑)」と、茶目っ気たっぷりな笑顔を見せ、再び記者陣をニコニコさせる香取だった。