長嶋茂雄氏の“三振数が少ない理由”を江川卓氏が分析 「ストライクゾーンが…」
現役時代、三振の数が少なかったミスタープロ野球・長嶋茂雄氏。江川卓氏が考えるその理由とは。
元読売ジャイアンツの江川卓氏が、自身のYouTubeチャンネル『江川卓のたかされ』で、元巨人・長嶋茂雄氏の三振数が少ない理由を分析した。
■三振にまつわる記録や話題をトーク
江川氏がプロ野球の三振にまつわる記録についてトークをした今回の動画。
そのなかでスタッフがミスタープロ野球といわれた長嶋氏の三振数が729個、1シーズンで平均43個とかなり少ない数字であることを指摘。江川氏に「どうしてだと思いますか?」と質問した。
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■長嶋氏は三振が少ない
長嶋氏の三振数に江川氏は「長嶋さんの三振が少ないのは、たぶん(自分の)ストライクゾーンが大きく取っているからだと思います」と持論を展開。
さらに松井秀喜氏が現役時代、監督だった長嶋氏が頭の上を通過するボールを打つ練習をさせていたことを明かし、「ストライクゾーンが広かったら、三振が多いと思うじゃないですか。違うんですよ」とコメントする。
そのうえで、「ストライクゾーンが大きいということは、初球から多少ボールでも打っていく。ストライクゾーンが小さい人は、なかなか振らないんですよ」と話した。
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■三線が少ない理由は?
江川氏はさらに「長嶋さんは普通の人より、一回り外側まで打つっていうことを考えてらっしゃったので。知りませんよ、聞いたわけではないので。初球から、それに近いボールをみんな打ってたんだと思います。そうすると三振の数は減ると思う」と持論を展開。
さらに「長嶋さんのバッティングで、対戦したピッチャーがよく、『なにを考えているかわかんない』と言うのは、 多分、考えられないストライクゾーンがあって、それが非常に普通の人の感覚ではないストライクゾーンを打っていた」などと分析していた。
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■プロ野球黎明期を支えた長嶋氏
長嶋氏はプロ野球黎明期の大スター。立教大学から巨人に入団。通算444本塁打、2,471安打、生涯打率3割5厘と大活躍した。
巨人では入団1年目から主力選手として活躍し、同僚の王貞治氏とともに巨人のV9に大きく貢献している。