佐々木朗希の“2度目の登録抹消”に江本孟紀氏が苦言 「そんなんで大丈夫かと…」
6月13日にコンディション不良で1軍登録を抹消された佐々木朗希。江本孟紀氏が苦言を呈した。
野球解説者の江本孟紀氏が自身のYouTubeチャンネル『エモやんの、人生ふらーりツマミグイ』で、コンディション不良で1軍登録を抹消された佐々木朗希投手に苦言を呈した。
■「プロ野球選手の義務」を語る
江本氏はプロ野球球団選手には「統一契約書にも定められた3つぐらいの守るべき義務がある」と持論を展開。
内容については「体を鍛えてプロ野球に貢献をする」「働く姿をファンに見せる」「マスコミにきちんと対応する」を挙げる。
そして「選手はトレーニングや体調管理をしっかりして、投手なら最低1週間に1回ぐらいは投げる目標を立ててほしい。ファンに私はこれだけがんばっているんだよと、見せる義務があると思う」と話した。
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■登録抹消の佐々木投手に苦言
江本氏は6月13日に右腕のコンディション不良で、1軍登録を抹消された佐々木投手について「佐々木投手のことで、吉井理人監督が『9日空けてもダメだ』と。『いつ使ったらいいんだ』というような悩みをこの前、コメントでも出しておりました」と話す。
続けて「これはね、佐々木投手そんなんで大丈夫かなと。あんたはもう凄いピッチャーなんだから、やっぱり1週間に1回バンバン投げて、ファンに自分の存在をアピールする、ファンサービスをする」と指摘。
そのうえで「佐々木ががんばることによって、プロ野球全体の繁栄にもつながる。 そこを考えたうえで、今のような状況になってるのかというと、ちょっと首を傾げざるを得ないような感じになっている」と苦言を呈した。
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■義務を果たすことを頭において
佐々木投手に「大げさに言うと、プロ野球人として、強制でありませんよ。あくまでも最低限の義務を果たせるような努力をしているのかなと。しているといえばそれまでだけど、やっぱりそれは出してこないと」と江本氏は語る。
そして「あんたならできるでしょというと意味で、義務を果たすことをもう少し頭のどこかにおいて行動してもらいたいなと。快速球をバンバン投げてロッテを優勝させるようなピッチングが見たい。またそういうことを期待してるファンもいると思うんでね」とコメントする。
さらに「ちょっとキツいようですけど、そこの義務感がちょっと欠けるのかな」と指摘した。
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■5月にも抹消されていた
佐々木投手は5月28日に上半身の回復遅れを理由に1軍登録抹消。6月8日に昇格し、6回3安打1失点で5勝目を挙げた。
試合後、再び回復遅れが発覚し、登録抹消。吉井監督が「中6日で回るのが難しいということで抹消した」と説明したことが報じられた。
同投手は160キロを超えるストレートと鋭い変化球で圧倒的な投球を見せているが、入団から今季まで1年間フルでローテーションを守ったことがなく、体力不足を指摘する声がある。