3000円出さないと買えない「お~いお茶」って知ってる? 見た目の時点で高級感がありすぎて…

高級版「お~いお茶」は見た目の時点で最高すぎる。実際に飲んでみたところ…。

2024/06/21 04:00


手頃な価格や安定の美味しさから、老若男女に親しまれている『お~いお茶』。誰しも一度は飲んだことがあるであろうほど馴染み深い商品だが、逆に手が出しづらい超高級版「お~いお茶」があるのをご存知だろうか。


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■これが「お~いお茶」だと…

今年、発売35周年の節目を迎えた「お~いお茶」が、特別な思いを込めて売り出したのが『瓶 お~いお茶 MEGAMI』『瓶 お~いお茶 SEIMEI』(3,240円)だ。普段のペットボトルではなくこちらは“瓶”の商品となっており、価格は各3,240円。しかも内容量は375mlとやや少なめ。

明らかにパッケージの時点で高級感が漂う「瓶 お~いお茶」シリーズ。そもそも、「お~いお茶」にパッケージが存在すること自体が違和感があるが…

開封すると瓶の容器にシンプルかつ高級感が漂うラベルが貼られているではないか。「我々が知っている、あの竹のようなパッケージはどうしたんだよ!!」とツッコミたくなってしまう。

ぱっと見では「お~いお茶」とは思えないデザインだが、緑茶の天敵である光から守るために初めて黒色の遮光瓶を採用している…とのことでこだわりを感じる。


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■上品な美味しさ

同製品は、100年の歴史と伝統を継承する「静岡県牧之原の新茶」と、最新技術を導入して勢いよく成長を続ける「鹿児島県志布志の新茶」をそれぞれ100%使用しているのが特徴。茶葉の違いに合わせ、使用するグラスも変えるといいらしい。

まずは、『瓶 お~いお茶 MEGAMI』から試してみる。公式サイトには「手間ひまかけた被覆栽培と牧之原伝統の深蒸し製法が生むコク深くまろやかな味わいが特長」と記されていたが、果たして…。

香りはよくある緑茶のそれだが、飲むとガツンとした苦みの中にほどよい渋みが感じられる。しかし、不純物がなく透き通っている印象がありつつも深みもある。わかりやすく激ウマ!というわけではないのだが、素人でもちゃんと美味しい思えるお茶…と言うのが正直な感想だ。


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■意外な味わいに驚き

対する『瓶 お~いお茶 SEIMEI』は、注いだ瞬間からふわっと甘い香りが漂い驚かされる。飲むとかなり苦みを抑えたスッキリとした味わいで、お茶にこの表現が適切かわからないが“ジューシー”な印象を受ける。

これは、苦みや渋みが少なくピュアな味わのが特長の新品種「せいめい」によるもの。雑味がなくスルスルと飲めるのは新感覚で面白いと感じた。

なお、個人的には味は 『MEGAMI』が好みだが、エンタメ性や斬新さを求めるなら『SEIMEI』がおすすめかも。4月8日より予約注文がスタートし5月27日から順次発送されているため、気になった人は早めに注文しておこう。


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■執筆者プロフィール

木根大心:『Sirabee』編集部記者。

インタビューや商品レビューをメインに執筆。日々のグルメレビューによって必要以上のカロリーを摂取してしまうが、自身の基礎代謝を信じすぎているがあまり年々丸くなっているのが悩み。

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(取材・文/Sirabee 編集部・木根 大心

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