なくても平気… 約3割が「キャッシュレス化」により持ち歩かなくなったもの
キャッシュレス決済が普及したことにより、主に若者が離れているものとは?
キャッシュレス決済が普及し、日常で活用している人も多いだろう。なかには、現金を持ち歩かなくなった人もいるようだ。
■約3割「現金を持ち歩かない」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女661名を対象に「現金の利用」に関する意識調査を実施したところ、全体で31.2%の人が「現金を持ち歩かない日がある」と回答した。
およそ3人に1人は、日常生活において現金を持たないことがあるということになる。キャッシュレス決済がさらに普及すれば、この割合は増えていくのだろう。
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■若い世代に多く
性年代別では、10〜30代の若い世代が高い傾向にある。
そして年代が上がるほどキャッシュレス決済に抵抗がある人も増えるのか、現金をきちんと持ち歩く人が増えているのが特徴といえるだろう。
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■キャッシュレス決済を活用
キャッシュレス決済を活用している20代女性は、「私はほとんど、現金を持ち歩きません。友達とカフェに行くときやショッピングをするときも、キャッシュレス決済で済ませています。現金を持ち歩くのはかさばるし、おつりで財布がパンパンになるのが嫌なんです」と語る。
ただ完全に現金を持ち歩かないのは難しいとも思っているようで、「多くのお店がキャッシュレス決済に対応するようになっているので、現金が必要な場面はあまりありません。ただ小さな飲食店とかに行くと、たまに現金のみの場合もあって…。そのために、まったく現金をなしにするのは怖い気持ちもわかります」とも話していた。
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■機械音痴なので
機械音痴だと話す50代女性は、「キャッシュレスは確かに便利かもしれませんが、私は現金を持っていると安心します。それに私自身が機械音痴なこともあり、無人レジなどを利用してキャッシュレス決済をするのが怖いんです。『失敗したらどうしよう』と不安になるので、できるだけ避けています」という。
さらに続けて、「私よりもさらに上の世代はスマホ操作が苦手な人も多いので、現金がなくなるのは困ると思うんです。そのために私は、これからも現金でも対応してくれるお店を支持していきたいと思ってはいます。ただ時代の流れで、キャッシュレス決済はさらに普及するでしょうね」と語った。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女661名