「番組を自粛しろ」『24時間テレビ』、メインパーソナリティー廃止も批判続出 “ドタバタ協議”で難航
『24時間テレビ』がメインパーソナリティー廃止を発表した。昨年の「募金着服問題」で現在も批判の声は鳴り止まず…。
16日、8月31日・9月1日に放送される『24時間テレビ』(日本テレビ系)の制作発表が行われた。今年はメインパーソナリティーを置かない新たな体制になる。
ネット上では、昨年の「募金着服問題」により厳しい声があがっていて…。
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■メインパーソナリティーなしの「新体制」
今年は、総合司会のフリーアナウンサー・羽鳥慎一、日本テレビの水卜麻美アナウンサー、お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也の3人体制。2003年のTOKIO以来、毎年旧ジャニーズ事務所(現:STARTO ENTERTAINMENT)のタレントがメインパーソナリティーを務めてきた。
だが、今年はメインを廃止する形になり、22年ぶりに同社のタレントが番組の顔を務めないことになった。その代わりに、「24人でつなぐ24時間テレビ」と題し、24人が出演して各企画を行う。
第1弾として、嵐・相葉雅紀や三代目J SOUL BROTHERS・岩田剛典、お笑い芸人・やす子らが発表された。
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■メイン廃止のウラに「ドタバタ協議」
今回の方式に落ち着くまで紆余曲折あったようだ。5月に『東京スポーツ』が、STARTO社タレントがメインパーソナリティーに内定したと報道。ただ、7月8日の『女性自身』で、同社のタレントはメインに登場しないと報じられた。
制作会社関係者は、ギリギリまで調整していたのではないかと推察する。
「STARTO社のタレントがメインを務める案も出たそうですが、見送りになったそうです。例年、メインパーソナリティーなど番組の詳細は4月から5月初旬に発表されていたので、大幅に遅れています。8月末の放送に向けてロケを行うと思いますが、かなりタイトなスケジュールになるでしょう」(制作会社関係者)。
前代未聞の“ドタバタ協議”があったようだ。