【検証】スーパーのうなぎをおいしくする方法は本当か 食べ比べて驚き…
間もなくやってくる土用の丑の日。うなぎはこの食べ方をすると一番うまい?
毎年、土用の丑の日が近づくにつれて、「スーパーのうなぎをおいしくする方法」が話題になる。
その調理法はさまざまだが、「うなぎについたタレを洗い落とす」「トースターで焼く」「自作のタレで食べる」が多く、中には水や酒で蒸す工程が追加されたものがある。
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■その調理法、本当に必要?
たしかに職人や料理人が教える方法で手間をかければおいしいと思われるが、最近のスーパーの品質や技術は高い。
はたして、そのような調理法を使う必要が本当にあるのだろうか。Sirabee編集部は近所のスーパーで比較的安かった中国産の税込約1,800円のうなぎを使い、「①そのまま食べる」「②タレを洗い落とし、トースターで焼く」「③タレを洗い落とし、フライパンで蒸し、トースターで焼く」の3パターンで食べ比べることにした。②と③は自作のタレを塗り直す。
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■実際にやってみた
まずは40〜50℃のお湯でタレを洗い落とす。ある程度白くなるくらいまで洗えば問題ない。
3パターンのうち1つだけ蒸すので、フライパンにクッキングシートを敷いて、酒を入れて3分ほど蒸した。レシピによっては水で蒸す場合や、アルミホイルに包んでたっぷりのお湯で蒸す場合もある。今回は調べた中でもっとも調理時間が短いものを選んだ。
自作のタレもさまざまなレシピがあるが、鍋に醤油、みりん、酒を同量、砂糖はそれらの1/3入れ、火にかけて煮詰めた。
オーブントースターにくしゃくしゃにしたアルミホイルを敷き、うなぎを入れて皮目から数分焼く。ひっくり返してさらに焼き、タレを塗って再度両面を焼いたら完成だ。途中、焦げた箇所があれば水を少し加える。