『虎に翼』寅子たちの陰に隠れていた…玉の“ある努力”に視聴者涙 「すごい!」「そういえば…」
朝ドラ『虎に翼』では、寅子(伊藤沙莉)が涼子(桜井ユキ)と玉(羽瀬川なぎ)に再会。手を取り合って生きる涼子と玉に「幸せになってほしい」の声も。
22日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、寅子(伊藤沙莉)が、涼子(桜井ユキ)と玉(羽瀬川なぎ)と再会。Xでは、かつての努力を実らせた玉の姿に驚きの声があがった。
■14年ぶりに再会
寅子は航一(岡田将生)に連れられて「喫茶ライトハウス」を訪れる。店は寅子と女子部の同期生で、戦後に華族の身分を失った涼子と、涼子のお付きだった玉が営んでおり、3人は14年ぶりに再会することに。
空襲時のケガで車椅子生活になっていた玉は、現在は喫茶の運営を手伝い、営業後は大学受験を目指す高校生たちのために英語を教えていた。
2人の再登場に、Xでは視聴者が「久々に涼子さま見れて良かった!」「涼子さま、この14年ですさまじく苦労を重ねただろうに、上品さやお気立ての美しさが失われていなくて」「いろいろあったんだろうけど気高い涼子さまそのままでうれしい」「一番辛いときにも離れずにいたのですね。空襲を生き延びてくれて良かった」と歓喜した。
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■「泣けてきた」の声
とくに、玉は大学で涼子に付き添っていた頃から懸命に英語を学んでおり、学生に教えるまでになっていたことに驚く声が。
「玉ちゃんが英語の先生、すごい! 大学時代から涼子さまに付き添い、一緒に頑張っていた玉ちゃん、周りの5人が頭良すぎてその時はわからなかったけど、玉ちゃんも相当頭良かったんですね」「若い頃から一生懸命に英語の勉強をしてきた玉ちゃんが、高校生に英語を教えてる姿にも泣けてきた」「独学で名門校を目指す高校生たちの英語を教えるまでに。玉ちゃんの努力を思うと(泣)」とコメントが相次いだ。
中には「そういえば、竹もとで、辞書と首っ引きで『アンクル・トムの小屋』を原書で読もうとする玉ちゃんの姿がありましたね。奴隷解放につながった『アンクル・トムの小屋』と華族制度廃止がつながっていたのかも」と指摘する人もみられた。
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■表情に目を留める人も
また、涼子が華族の身分を失ったことや「星の数ほど」苦労したことを振り返り、「これまでが恵まれていただけ」と話すのを聞いた玉が、複雑そうな表情を浮かべていたことが気になったという人も。
「涼子様に世話させてしまってると感じて心苦しいのかな」「元は自分が仕えていた涼子様に、今はお世話してもらう状況になっちゃってることをすごく気にしてるんだろうな」「自分が涼子さまの足手まといになっているのでは、と悩んでいるのでは」「涼子さまを想うからこそいろいろと溜め込んでいそうだな…」との意見もみられる。
さらに、「どういうふうに帰着するかわからないけど、このふたりには幸せになってほしい」と願う人も見受けられた。