1日の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、パリ五輪で快進撃を続けるなでしこジャパンの活躍について報道しました。
3−1でナイジェリアに勝利し見事決勝トーナメントへの進出を決めたなでしこジャパンの話題で、社会学者の古市憲寿さんが「今後」について素朴な疑問を述べました。
■後半は守りきって決勝トーナメントへ
同日未明に行われたサッカー女子1次ラウンドの最終戦。日本はアフリカの強豪ナイジェリアと対戦しました。1勝1敗の勝ち点3で最終戦を迎えた日本ですが、引き分け以上で決勝トーナメント出場が決まるという状況に。
開始直後から有利に試合を進めていた日本ですが、チャンスはあれど得点につながらない場面も。しかし前半22分で先制ゴールを決め、一歩リードし、さらに32分にも追加点が入ります。42分で1点を返されたもののアディショナルタイム4分に日本のフリーキックで1点入れ、2点差で前半を終えました。
後半では追加点こそ入れなかったものの守りきり、日本の2大会連続で決勝トーナメント進出が確定しました。
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■古市憲寿は五輪後の行方も心配
次戦にはアメリカ女子代表戦を控えたなでしこジャパン。司会の谷原章介さんは「古市さん、けっこうなライバルですよ」と古市さんに問いかけました。
古市さんは「僕が詳しくないからかもしれないんですけど」と前置きをしながら、「なでしこジャパンにしても体操にしても、オリンピックとか大きな大会のときは騒ぐじゃないですか。オリンピックが終わったらみんなけっこう興味がなくなるというか、あんまりニュースにならないことも残念ながら多い気がするんですよ」と、素朴な疑問を口にしました。
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■WEリーグや海外リーグで活躍
谷原さんも「確かに、リーグ自体もあんまり盛り上がっていなかったりしますよね」と、一定の理解を示します。
古市さんは「だから、オリンピックが例えば終わった後とか、これでなでしこに興味を持った人とかは、どんなことをすれば選手とかチームとしてはうれしいですか?」と、元なでしこジャパンの岩渕真奈さんに質問。
岩渕さんは、「今日本でプロリーグ・WEリーグというリーグがあるので、現地に足を運んでほしいなぁと思います」と呼びかけました。
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■なでしこジャパンは「厳しい山に入った」
さらに岩渕さんは、「たくさんのなでしこの選手が海外でやっているんですけれども、海外もいろんな(選手の試合を)動画サイトで見れるので、それでチェックして少しでも応援してもらえたらうれしいなぁと思っています」とコメント。
決勝までの道に関しては、「カナダもドイツもいいチームなので厳しい山に入ったなという印象はありますけど、アメリカに勝てたら勢いに乗れると思うのでメダルというのは期待できるかなと思います」と期待を寄せました。