堀江貴文氏、日経平均株価の過去最大下落は「SNSの影響」 初心者がメンタル保つ方法は…
過去最大の下落幅から一転、過去最大の上昇をするなど、値動きの激しい日経平均株価。実業家の堀江貴文氏は、この要因を「SNSの影響」とズバリ指摘する。
過去最大の下落から過去最高の上昇となった日経平均株価に関して、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が6日投稿のYouTube動画で解説。今回の暴落の要因を「SNSの影響」と分析し、今後の株の見通しについても語った。
■「投資初心者が…」
日経平均株価は5日に4,451円もの急落を見せ、ブラックマンデーと呼ばれた1987年10月20日の3,836円を超える過去ワーストの下げ幅を更新。しかし、翌6日には反発で3,400円以上値上がりし、過去最大の上げ幅も記録した。
この振り幅の大きい事象に関して、堀江氏は動画内で「やはり昨日の下げに関して、投資初心者が狼狽売りをしていた可能性が高いなと」「SNSで『株価下がってヤバい!』みたいなことが、すごく拡散されたことが大きな影響を与えてたんじゃないかなと思います」と分析する。
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■「新NISAが始まって…」
投資初心者が多い理由については、「新NISAが始まって、皆さんが株に興味関心を持つようになった」として、「それに(伴って)S&P500(アメリカ株)とかオルカン(オール・カントリー=全世界株式)とか、上がり続けているインデックスを買ったりして、初めて暴落に遭った人も多いと思うんですよ」と推測。
「それが売りに売りを呼んで、こういった現象になっているのかなと思いました」と続け、株価の下落でパニックになった初心者が株を手放したことで、過去最大まで暴落したのだとにらんだ。
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■投資初心者がメンタルを保つアドバイスも
こうした人々に対して、堀江氏は「相場に一喜一憂していると、仕事にも身が入らないし勉強にも身が入らないし、非常に精神的に大変だと思うので。現物株とかしか持っていない人は、黙ってパソコンなりスマホの株アプリは閉じて。忘れてください」など、メンタル保つアドバイスも贈る。
さらに、「今後も株は上がったり下がったりすると思いますが、それは株取引初心者とかSNSに影響される人たちが、上がったり下がったりハラハラしてる」と、今後の相場も急落や暴騰が続くと予想。
最後は、「今回の暴落に関しては、他にそんな原因がなかったので、SNSの影響説っていうのが有力なんじゃないかと思いました」と、過去最大の下落となった要因を分析している。