ゴルフボールにあるデコボコの「名前」と「効果」知ってる? じつはとんでもない発明品で…
ゴルフボールの「デコボコ」が生まれるまでには隠れたドラマがありました。
ようこそ物知りな読者のみなさん。今夏のパリオリンピックは大変盛り上がりましたね。現在はパラリンピックが開催され(〜8日)日本代表たちの活躍が期待されていますが、そこでクエスチョン。
この写真に写るゴルフボール表面の「デコボコ」、その名称をアナタはご存知でしょうか?
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■ゴルフボールの表面にも名前が…
松山英樹選手が日本ゴルフ界初の銅メダルを獲得した、パリオリンピックの男子ゴルフ競技。最後まで手に汗握るメダル争いをテレビで見続けたファンも多いと思います。
ゴルフ通の方はもうご存知かと思いますが、ゴルフボールの表面には無数のデコボコが付けられています。じつはここに立派な名前が存在しているのです。何でしょうか。
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■1905年に登場
正解は「ディンプル」で、英語では“えくぼ”を意味する単語です。
もともとゴルフボールは滑らかな球体でしたが、「表面にキズがついているボールの方が飛ぶ」という噂を聞いたイギリスの発明家ウィリアム・テーラーが、「ボール全体に等間隔で同じ窪みのパターンを配置」(精密測定機メーカー「テーラー・ホブソン」公式ページより)したところ、より飛距離が出ることに気づき、1905年にディンプルが入ったゴルフボールが誕生しました。
そう、表面のデコボコは気流の圧力抵抗を下げ軌道を安定させる効果があったのです。
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■陸上競技のアレは何?
オリンピック関連でもう一問いきましょう。
パリオリンピック陸上競技男子100メートル走では、アメリカ代表ノア・ライルズ選手が接戦を制し見事金メダルを獲得。優勝後に見せた人気マンガ「ドラゴンボール」のかめはめ波ポーズも話題を呼びました。
そんな短距離走で、スタート地点に設置されているのがこの器具。中継ではよく目にしますが、名前で呼んだことが無い方も多いのでは。
踏み出し台? スターター? さてその正式名称は…?