『虎に翼』航一の“親バカ劇場”に視聴者ほっこり 娘の結婚話に動揺「可愛かった」「男親ってどこも同じ」

朝ドラ『虎に翼』では、普段は冷静な航一(岡田将生)が長女・のどか(尾碕真花)の結婚話に動揺してオロオロ。その様子に「こうも人間味が出ようとは」との声も。

2024/09/11 13:45


岡田将生

伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、航一(岡田将生)が、長女・のどか(尾碕真花)の結婚話に動揺。オロオロする様子が、Xでも視聴者の話題を呼んでいる。



■のどかの結婚話にうろたえる

寅子(伊藤)と航一は、長男・朋一(井上祐貴)から、のどかが恋人との結婚を考えているという話を聞く。寅子が本人から話を聞くべきだと朋一を軽く注意する一方、航一は「なるほど…」と考え込む。

そのしばらく後、航一は慌てた様子で寅子の元へやってくると、のどかから恋人が自宅に食事に来ると言われたことを明かし、「つまり、例の話ではないでしょうか?」とうろたえた様子。寅子には「いつも通りに」と言いつつ、よろめきながら部屋へと戻る。


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■「ギャップありすぎ」「人間味が出ようとは」

かつては子供たちともほとんど交流しなかった航一だが、娘の結婚話に動揺する様子に、Xでは「航一さんの焦りが(笑)」「航一さん(笑)ええ顔やわ(笑)」「心を閉ざして無表情だった航一さんとは思えない狼狽えっぷり」「いつもの冷静な航一さんとのギャップありすぎで可愛かった」との声が。

さらに、「のどかさんにヨロヨロオタオタする航一さんが今日の優勝!」「航一さんの慌てように大笑い。男親ってどこも同じだね」「仕事以外は蓋をして余生を生きてきた男にこうも人間味が出ようとは」「寅子に出会う前のあの殺伐とした星家がこんなに会話の溢れる穏やかな家庭になって良かったと改めて思った」といったコメントもみられた。


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■“親バカ劇場”にほっこり

劇中では、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)が、父親から虐待を受け続けた末に手にかけた美位子(石橋菜津美)が尊属殺人に問われた事件を弁護していた。

そのため、「この父と娘と、尊属殺人の父と娘を同じ時系列で描くんだ」「娘に恋人を紹介される普通の父親の反応の航一さん。美位子さんは…この対比が残酷だ」「航一さんのように、不器用ながらも大切に娘を愛する父親もいれば、娘に口にすることもおぞましい行為を繰り返す父親もいて。これほど悲しい対比はない…」との感想も。

全体的に重いムードの中での温かみのある航一の姿に、「司法の独立、尊属殺人と辛くなるエピソードの中で、航一さんのエプロン姿と、のどかちゃんの結婚話にうろたえまくる姿にホッとした」「女性法曹の環境改善、尊属殺人と思いテーマがのしかかる中、今日の航一さんの親バカ劇場は最高だった」とほっこりする人も見受けられた。

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ

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