非常に成功した起業家として知られている、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、ウォーレン・バフェット…。
彼らはみな多忙な日々を過ごすなかで、人生を仕事で埋め尽くされないための自分なりの方法を編み出していたようです。たとえばその1つが、毎日の習慣です。
成功者たちが、人生をより豊かにするために欠かさなかったルーティンを見ていきましょう。
バフェット氏は、数日間は完全に予定を空けておく
ウォーレン・バフェット氏のカレンダーには「何もない日」があるのを知っていますか?
バフェット氏は、スケジュールを埋めても、意欲的になれるわけでも、能力が高まるわけでもなく、ただ忙しくなるだけと考えています。
日々会議や打ち合わせに追われているからこそ、「何もない日」をつくることが重要。本当に大切なことに集中して取り組めるようになるのです。
バフェット氏は、計画立案や長時間のリサーチに多くの時間を費やしているのだそうです。
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ビル・ゲイツ氏の成功を支える2つの夜の習慣
ビル・ゲイツ氏は長年にわたって以下の2つのことを実践し続けているのだそう。
- 食器を洗う
- 読書をする
食器洗いが瞑想的な落ち着きを与えてくれることを実感している人もいるかもしれません。洗って、すすいで、乾かして、それをただ繰り返す。まさに「禅の心」です。
読書が優れた習慣である理由はたくさんあります。たとえば、重要な知識を蓄積できる、異なる視点を認識できるといったことが挙げられます。
これら2つがビジネスリーダーとして、また慈善家として、何十年も成功を収める基盤になっているのだそう。
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朝一番に仕事以外のことに取り組む
成功者たちは、「朝一番の法則」を重視しています。
たとえばビル・ゲイツ氏は、教育用DVDを見ながらランニングマシンをすることから一日をはじめると言っています。TwitterのCEOであるジャック・ドーシー氏は、30分間瞑想してからワークアウトをするそうです。
そしてハワード・シュルツ氏は、朝早く起きてエクササイズやサイクリングをしてから、仕事に取り掛かると語っています。
ベットから出るとすぐにスマホを手にとり、メールや通知、Twitter、ニュースフィードをチェックしはじめる人も多いかもしれません。しかし、朝一番から他者の緊急ニーズに対応しはじめてしまうと、自分の重要なニーズに答えるための時間がとれなくなってしまいます。
朝の自分のための時間は、みなさんが考えている以上に重要なもの。朝一番ですることが、その日の方向性を決めます。ですので、仕事以外に時間を使うことから1日をはじめましょう。
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ジョブズ氏が休息のためにしていた、夜のルーティン
スティーブ・ジョブズ氏は、精力的に仕事をすることはもちろん、物事をシンプルにして、自分の健康など大切なことに力を注ぐことでも有名でした。
自宅で妻や子どもたちと一緒に心身を休め、充電し、ワーク・ライフ・バランスを整え、ぐっすりと眠るための簡単なルーティンに従って生活していたそうです。
その1つが、夕食後にハーブティーを飲むこと。
ジョブズ氏は、キャリアの前半は特に仕事中毒で有名でしたが、Owavesによると、毎晩17時30分には自宅に帰り、夕食を取っていたようです。夕食後は、家族で温かいハーブティーを飲んでいました。
また、散歩もその1つ。ジョブズ氏は、人生を通して歩くのが好きでした。会議室やカフェで座って会議をするのではなく、歩きながら会議をすることもよくありました。しかし、1日中どんなに歩いていても、夕食後は妻と一緒にまた散歩に出かけていたそう。
散歩をすると寝付きがよくなり、睡眠の質を上げると多くの研究で証明されているので、これは非常に理にかなっています。
たかが習慣、されど習慣。些細なことでも、少しづつ積み重ねることで、人生がポジティブに変化するかもしれません。
でも何からはじめたらいいかわからない…そんな人は、記事で紹介した成功者たちの事例をぜひ参考にしてみてください。
ライフハッカー・ジャパンより転載