新井貴浩監督の采配に高木豊氏が「バタバタするな」と苦言 広島東洋カープ失速の要因も分析
9月大失速の広島東洋カープ・新井貴浩監督の采配に高木豊氏が苦言。調子が悪くなった要因も分析。
元横浜大洋ホエールズの高木豊氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。9月に失速し優勝を逃した広島東洋カープ・新井貴浩監督に苦言を呈した。
■新井監督の采配に苦言
セントラル・リーグのクライマックスシリーズ進出争いを予想した今回の動画。
8月終了時点で首位に立ちながら、9月に大失速し4位に転落した広島について高木氏は「新井監督はもう少し腰を据えてやれよと思う。打順をコロコロ変える。野間峻祥が4番? もうええ加減にせいって」と苦言を呈した。
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■打順を変えすぎている?
野間選手は「4番に向いていない」と語る高木氏は、「居直るしかないんだよ。悪くて、ここまで来ちゃったんだからさ。開幕カードに戻せば良いんだよ。外国人はいないけど」と指摘する。
新井監督に「バタバタバタしてさ。あっちでもない、こっちでもない。打順を変えないと仕事してないみたいな感覚になるのかもわかんないけど、取ってつけてうまくいくんだったら、どこもかしこもやってるよ」とコメント。
さらに「シーズンの後半でバタバタすんなって。1年間、働きを見てきたろ。もうその数字、その人間にかけろよって俺は思う」 と持論を展開した。
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■失速の原因は暑さ?
広島が負けが混んでいる理由について「暑いときにがんばりすぎたんだよ。広島が1番暑い位置だから。9月に入っても、たまらなかったらしいよ。俺は負けが混んだ原因として、広島の暑さがあると思う」と分析する。
森藤恵美が「広島は土日デーゲームでしたもんね」と指摘すると「9月のデーゲーム、我々のころは広島に行って『ちょうどいいな』みたいな、感想だったけど、 今はもう全然気候が違うからさ。広島の暑さは俺は厳しかったと思う、今年は」と暑さによる疲労を理由に挙げた。
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■4勝15敗で首位から4位に
8月31日時点で首位だった広島だが、9月は4勝15敗の歴史的大失速。これまでチームを支えてきた投手陣が不調で、カープにとってはまさに悪夢の月となった。
要因についてはさまざまな声が上がっているが、夏の暑い時期に屋外球場でデーゲーム開催を続けたことで、選手が疲労したのではないかと指摘する声がある。
ちなみに首位の巨人は空調のきいた東京ドーム。2位阪神も夏場は高校野球のため京セラドーム大阪で試合をしている。