読売ジャイアンツ優勝の立役者を高橋尚成氏が選定 「うまく投手陣をまとめて…」

高橋尚成氏が巨人優勝の立役者を独自分析。「復活が大きかった」と語る選手とは。

2024/10/03 16:00


読売ジャイアンツ・読売巨人軍

元読売ジャイアンツの高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル『高橋尚成のHISAちゃん』で、巨人4年ぶり優勝の立役者を語った。

【動画】高橋氏が巨人優勝の立役者を選定



■巨人優勝の立役者は?

スタッフから「巨人優勝の立役者を聞きたい」と質問された高橋氏は、今季15勝3敗防御率1.67と好成績をあげた菅野智之投手を挙げる。

理由については「ローテーションを守ってクオリティスタートをしっかりこなしていった。菅野投手の復活というのは、間違いなく優勝にかなり大きな影響を与えたと思います」と分析した。


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■戸郷投手も称賛

さらに高橋氏は「プレーだけではなくて、ああいう選手がいると、若手の見本になるんでね。あれだけのベテランがやれば『よし俺たちもって』いう気持ちになる選手が、多くいると思うんですよね」と成績以外の存在感も評価する。

続けて「菅野投手はうまく投手陣をまとめて、前に進んでいけたんじゃないかなと思う。戸郷翔征投手もしっかりローテーションを守って、エースとしての自覚が出た今シーズンだったので、MVPに近い選手だと思います」と戸郷投手も称賛した。


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■今シーズンの菅野投手は「ストレートが強い」

菅野投手の今シーズンのピッチングについては「ストレート系も強かったですし、キレが良かったですね。全盛期の圧倒するようなピッチングっていうより、三振を取る投球ではなく、技術でそれを補っていた」と指摘する。

また、「三振を取れなくても、ある程度打たせながら自分のペースに持っていくことができていた。でもやっぱりストレートが強くなってきたっていうね。そこが復活の鍵じゃないかなと思います」と語った。


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■防御率が大幅に改善

阿部慎之助監督が就任した2024年の巨人。昨年3.39でリーグ5位だったチーム防御率が、今年は1位の2.49に改善。優勝の大きな要因となった。

15勝をあげた菅野投手に加え、戸郷投手、山﨑伊織投手が2桁勝利。若手の井上温大投手も8勝している。

また、昨年Bクラスの要因となっていた救援陣もケラー投手、バルドナード投手、船迫大雅投手、高梨雄平投手が安定。抑えも故障で出遅れた大勢投手が復活し、29セーブを記録。強力な投手陣が完成した。

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■巨人優勝の立役者を高橋氏が選定
高橋尚成菅野智之高橋尚成のHISAちゃん
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