各地で違う「エスカレーターの乗り方」 メーカー取扱説明書に“答え”がハッキリとあった…

3日放送の『あさイチ』では、各地で“ルール”があるエスカレーターの乗り方について特集。製造メーカーの取扱説明書には「正しい乗り方」が明記されており…。

2024/10/03 17:15


エスカレーター

3日放送の『あさイチ』(NHK)にて、各地で違うエスカレーターの“ルール”を特集。「正しい乗り方」について紹介し、Xでも視聴者の反響を呼んでいる。



■エスカレーターの「片側空け」ルール

エスカレーターといえば、関西では左を、首都圏などそれ以外の地域では右側を開け、片側に並んで乗るのが一般的となっている。

これは、1960年代後半に、大阪の駅で「お急ぎの方のために」と片側を開けて乗るようアナウンスで呼びかけたのをきっかけに全国に広まり、習慣として30年ほど続いてきたという。

しかし、エスカレーターを歩いた際に転倒や転落といった事故が多発していることや、身体的にどちらか一方の手すりにしかつかまれない人がいること、子供と一緒に乗る際の危険性などもあり、現在では、鉄道各社などで両側に2列になって立ち止まって乗るよう呼びかけられている。


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■「2列乗り」条例が制定

埼玉県や愛知・名古屋市では条例によってエスカレーターに立ち止まって乗ることが定められており、名古屋市内の駅では、エスカレーターを歩く人や片側空けの列を感知すると、自動で「歩かないでください」「2列で立ち止まってご利用ください」と注意するアナウンスも流れるようになっている。

ただ、多くの人が「立ち止まって乗りたい」「危ない」と疑問を抱いているにもかかわらず、「後ろの人に怒られるかも」「圧力を感じる」といった理由から、現在もつい片側を開けて乗ってしまう状況に。番組でアンケートを募ったところ、1,700件を超える“モヤモヤ”が寄せられた。

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■メーカーの取扱説明書には…
あさイチ
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