土井善晴氏の“焼き飯”の作り方が目からウロコ 「めちゃくちゃおいしい」
『家事ヤロウ!!!』土井善晴氏の人生を変えたレシピ「しらすの焼き飯」。優しい味でずっと食べられる絶品レシピだった。
「チャーハンは火力が命!」と家庭で作るときに強火を心がける人は多いだろう。しかし、火力が弱い家庭のコンロには適した作り方がある?
9月17日放送の『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)料理研究家の土井善晴氏が出演し、「人生のベストレシピ」を放送。第2位にランクインした「しらすの焼き飯」は目からウロコの作り方だった。
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■「しらすの焼き飯」の材料
・冷やご飯 200g
・しらす 50g
・卵 1個
・長ネギ 100g
・サラダ油 大さじ1
・お湯 大さじ1
卵はあらかじめ溶いておき、長ネギは粗みじん切りに。長ネギは分量通りだと1人分にしては多いので、適宜調整すると良いだろう。ご飯は炊きたてのものや軽く電子レンジでチンした冷凍ご飯でも作ってみたが、どれもおいしかった。
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■弱火でじっくりがポイント
フライパンに油を入れて熱したら、溶き卵を入れ、すぐに冷やご飯を加える。フライパンをさっと返してオムライスのようにしたら、ほぐすようにして弱火でゆっくりと焼いていく。熱くなると勝手にほぐれていくので、無理に混ぜないのがコツで、土井氏によれば「いかに火と仲良くするかがおいしさにつながります」とのこと。
さらに、「焼き飯を作ってるんですから焼いてください」と、優しい焼き色がついたらひっくり返し、ご飯1粒ずつ焼き色をつけるイメージだ。
ゆっくりと焼いてなじんできたら、しらすを入れてさらにゆっくりと焼く。ネギを入れ、お湯を鍋肌から入れて強火にし、フライパンをさっと煽って仕上げる。ゆっくりと作った焼き飯にネギとお湯で水分を戻すイメージだ。
最後に水分が入ってふんわりとした仕上がりの「しらすの焼き飯」。味付けはしらすの塩分のみと非常にシンプルだ。
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■ずっと食べられる味
優しい薄味だからこそ食材の味が際立ち、飽きずにずっと食べられる味。しらすの香りと旨味がしっかりとあるのでおいしいし、どんなおかずにもぴったりと合う。実食した宮川大輔は「うんま! 何これ!?」と驚いていた。
記者はこのレシピにハマってから何度か作っているのだが、途中で食べるラー油を入れるのがマイブーム。優しい味のしらすの焼き飯にピリッとした辛さが加わり、ガッツリとした食べごたえになる。
どんな食べ方にも合う「しらすの焼き飯」。ネット上でも「めちゃくちゃ美味しい」「とっても美味しくて家族にも好評」「簡単にパラパラになりました」との声があがっている。
また、「人生のベストレシピ」で土井氏が紹介した味噌汁レシピも非常においしかったので、こちらもあわせてチェックしてみてほしい。
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