巨人対DeNAのCS第6戦、勝負を分けた采配を高木豊氏が分析 「8回裏の攻撃で…」

運命のCSファイナルで敗れ、リーグ優勝しながら日本シリーズを逃した読売ジャイアンツ。高木豊氏が語る勝負を分けたポイントとは?

2024/10/22 15:30


読売ジャイアンツ・読売巨人軍

元横浜大洋ホエールズの高木豊氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。読売ジャイアンツが21日のクライマックスシリーズ(CS)第6戦に敗れた要因を分析した。

【動画】高木氏がCSファイナル第6戦を分析



■DeNAが逆転勝利で日本シリーズへ

高木氏が運命のCSファイナル第6戦を振り返った今回の動画。試合は巨人が4回までに2点をリードした。

しかし5回表、森敬斗選手のタイムリースリーベースで1点を返すと、代打のフォード選手が同点タイムリー。試合は振り出しに戻った。

その後無得点が続き、巨人は8回から先発の菅野智之投手がリリーフ登板。エースの登板で万全を期したが、9回表に牧秀悟選手が勝ちこしのタイムリー。このリードを森原康平投手が守り切り、DeNAが7年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。


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■8回裏の攻撃をポイントに挙げる

試合を振り返った高木氏は、ポイントに巨人の8回裏の攻撃を挙げる。

ノーアウトから坂本勇人選手が出塁した際、代走を出さなかったことについて「攻撃を仕掛けるという意味では、増田大輝で良かったと思う」と指摘。

続けて「阿部監督のなかに引き分けでもいいという頭があるから、増田大輝を出さなかったんじゃないかなと思うんだよね。増田大輝が出ていたら、バッテリーの警戒度も違うし、変わったと思う」と語った。


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■引き分けも頭に?

代走を使わなかったことについて高木氏は「優勝しているチームは引き分けでもいいという頭があるからさ。条件として、勝たないといけないとなったら、増田大輝を代走に送ったと思う。このあたりが難しかったんだろうなと思う」と力説する。

また、ノーアウト1塁で打席に立ち、外野フライに終わった中山礼都選手には「ほかが当たっていたらバントだったと思う。ここでチャンスを広げてくれないと点が取れないと考えると、なかなかバントはできないよね」と持論を展開。

中山選手がこの打席までに2安打していたことに触れ、「今日は坂本と中山が当たってるだけに、代えることもできないし、送ることもできなかった」と語った。

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■阿部監督は「責められない」
読売ジャイアンツ横浜DeNAベイスターズ高木豊
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