プロが明かす “新米をさらに美味しく炊く”方法 ポイントは下準備にあり
お米マイスターが美味しいと評価した今年の新米。上手に炊飯するためのコツがあって…。
情報番組『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)が29日に放送。お米のプロが、「2024年の新米」をふっくら美味しく炊く方法を明かした。
■不作の昨年を乗り越え…
農水省がこのたび発表したデータによれば、米の形や水分量が高評価を示す「1等級」の新米が、昨年より17.7ポイント高い77.3%だったと報じた同番組。
つまり昨年より美味しいのが2024年の新米ということになり、今年は天候に恵まれ生育が良く、良品質の米が収穫されているという。
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■今年の米は「味が濃い」
そこで番組では、全国300地域の米を食べ比べした5つ星お米マイスター・澁谷梨絵氏に新米の感想をヒアリング。
澁谷氏は「例年より味が濃く、米の味がすごく伸びていると感じる」と答えていた。
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■「浸水時間」がカギ
さらに美味しい炊き方については、「新米時期は、収穫したてなのでお米自体に張り感がある。皮がパリっとして、なかなか水がお米に入っていかない。なので最低1時間、もし時間があれば2時間水につけて、中までしっかり浸透させると、ふっくら炊きあがる」とアドバイス。
収穫時期に出回る米は、ふっくら炊き上げるためじっくり浸水するのがオススメなようだ。
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■あと半年は「米高」か
ちなみに米の価格についても同番組では取材しており、農学博士である新潟大学・伊藤亮司氏に聞いたところ、「米価格が下がるのは、来年春以降か」という回答。
「店頭に米は並ぶが1年分確保できる目処が立っていない。同時に高値でも消費が落ち込んでいない。年度いっぱい(市場が)様子見するのでは」という理由だった。
例年より米が高い状況が今なお続いているが、半年後まで新米を待つというのは本末転倒。やはり新米シーズンに美味しいお米を楽しんでおきたいところだ。
Source:Amazon.co.jp
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)