元カレが忘れられずもう1回復縁チャレンジ 冷たくあしらったくせに数日後に連絡…理解できない男性の行動
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・こいでまほが、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
ものまね芸人・こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 婚活ダイアリー』。
物理的に会えない、タイミングが合わない、マッチする人はそんな人ばかり。やっぱり私の心の中には元カレ・えびおくんがいる。会ってから3ヶ月が経っていました。もう一回、チャレンジしてみよう。諦めなくたっていい。
ちょこちょこLINEしたり電話したりできるから、まだいけると思ってしまいます。そしてお茶でも誘ってみることに…次こそ、復縁なるか?
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■絶対に運命の人
LINEはすれば返してくれるし、電話は出てくれる。前回、復縁を迫り断られホームで大暴れしたことは、もう水に流したよってことなのだろうか。嫌われてはいないはず。えびおくんは会った瞬間に体中に電流が走り、絶対にこの人だと思った。それは運命。運命の人にしか雷なんて落ちない。やっぱりえびおくんなんだ。「運命」を信じて、もう一度、彼を誘う日を決めることにしました。
物事や人の心はだいたい3ヶ月ごとに変わっていくと聞いたことがあります。別れてから3ヶ月で連絡、3ヶ月で再会、そして、また3ヶ月経とうとしています。そろそろじゃないか? 別れてからの私はかなり落ちていました。マッチングアプリをしても前ほどの高揚感はないし楽しくない、人に対してもイライラしやすくなっていました。自己肯定感みたいなものが下がっていたように思います。無理に復縁なんてチャレンジするんじゃなかったのですが…。好きなんだから仕方ない。
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■なんでお茶?
この日は、地元で仕事。えびおくんと私は地元が同じ。今日は長野にいるよなんていうLINEをしたら、スムーズに誘えるのではないか。私は仕事の休憩中に思いきって送ってみました。「長野にいるよ。ところで、また近々、お茶しませんか?」 送ってすぐ、イヤな予感が襲いました。前回、ギロッと睨まれ「また足を引っ張られるからやだ!」と言われたことが蘇る。まったく良い返事が来る気がしない。
こういうときにLINEはするものではありませんでした。返信はきましたが、見事に予感は的中。「そうなんだ、ところでなんでお茶? この前、なんかごちゃごちゃ言ってたから会わないほうがいい」。
とても冷たい返しに心臓がバクバクしてきました。この世の終わりのように視界が曇ってくる。このあとの仕事、上手くできるのかな? 情けない。仕事の休憩中にこんな心乱れることしなきゃよかった。とにかく今は返信してもいい方向にいかないと思い、落ち着いたら電話をすることにしました。その行動も間違ってると思う、なのにやってしまう。
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■本当の終わり
夜になり、電話をしてみました。冷たいLINEなのに電話はやっぱり出るえびおくん。最初は適当に世間話をし、本題に入りました。「お茶になんて誘ってごめん」。また言いたいこととは違うことを言っている気がする。黙りはじめるえびおくん。
「もう会いたくないんだね」と言うと「前、会ったときに色々言ってたから、責められるから」責められる? なにを? 私、自分で気づいていないのかな、なにを責めていたんだろう。もうすでに、心がもたない。「ごめん、私じゃなくて他にもデートしたい人もいるかもしれないもんね、しつこくしてごめんなさい」。また、こんなこと言いたいわけではないのに。なにを試しているんだろう。
「そんなこと今、してるわけないじゃん! 忙しいって言ってるのに!」。えびおくんは少し声を荒げていました。なんにもわかってない、そう言いたいのだろうか。じゃあ、LINEで仲良くしたりしないでほしい、もう戻る気がないなら、いっそのこと無視してほしい、また同じことの繰り返し。私も「ただ会いたいだけ。好きだから」という言葉がなぜかいつも言えない。
今までも何度もえびおくんのことやめるやめる詐欺してきましたが、もういい。謝って電話を切りました。本当に終わるときがきたんだなと、そう思いました。