佐々木朗希のMLB移籍に「背中を押してあげて」 岩本勉氏が野球ファンに呼びかけ
ポスティングシステムを利用してMLBに移籍を目指すことが決まった佐々木朗希。岩本勉氏は「背中を押してあげてほしい」と訴える。
元北海道日本ハムファイターズの岩本勉氏が自身のYouTube『岩本勉チャンネル』を更新。ポスティングシステムを利用して、アメリカ・メジャーリーグ移籍を発表した佐々木朗希投手について語った。
■岩本氏が佐々木朗希の移籍に持論
岩本氏は佐々木投手のポスティングによるMLB移籍に「ロッテさんの理解。それしかないと思う。契約で言うと、手放さない契約を持ってるはずなんだけども、彼のメジャー志向の強さとか、入団のときにもそういう話がもう出てたはず」となどと持論を展開する。
同投手の今後には「間違いなく活躍しますよ。そういうレベルのピッチャーです。あとはどの球団で羽ばたくか」とコメントしたうえで「最後の最後で容認ということは、納得ということですから、球団はね。ファンのみなさんは違った意見を持たれていると思うけど、佐々木朗希を思うんであれば、背中を押してあげてほしい」と語った。
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■「ロッテ球団がすごい」
その後、ポスティングシステムの25歳ルールなどを語った岩本氏は「僕は、もう1年ぐらい吉井理人監督、建山義紀コーチなどでコンプリートに近い状態にして、ポスティングでアメリカに渡らせ、そこからの新たな修行をするんじゃないかと思っていた」と告白。
続けて「これは何度も言うけど、ロッテ球団がすごい。こんなに理解があるとは」とロッテ球団を称賛する。さらに前年にチームを日本一に導き、2017年オフにMLBにポスティング移籍した大谷翔平選手のケースを振り返った。
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■佐々木投手にエール
移籍を決断した佐々木投手には「大谷が残した2016年の成績、その次の年の成績までも残したとは言わないけども、持っている能力で言うと、これはもう大爆発の大活躍するのはわかっているから」と岩本氏は語る。
そして「ちょっと彼の指向を優先させた、わがままじゃないよ。指向を優先させた節がある」と前置き。
そのうえで「それを佐々木朗希を見守っていた全ての人、監督、家族、チームメイト、ファンの方々含めて、すべての人が『アメリカに行ってよかったね』という声に変えるのは、佐々木くん君のがんばりです。すべての人をウンウンと納得で頷かせるようなミッションをクリアしてください」とエールを送った。
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■25歳ルールでマイナー契約に
佐々木投手は23歳。ポスティングシステムを利用したとしてもMLBの「25歳未満かプロ6年未満の海外選手はマイナー契約しか結べない」というルールに抵触するため、マイナー契約になる。
仮に25歳まで待った場合、山本由伸投手の12年465億クラスの契約が期待され、ロッテ球団にも70億程度の金が支払われる可能性があった。それだけに一部ファンからは批判の声も上がっている状況だ。