カズレーザー、関係者の明かす『ドラクエ』誕生秘話に混乱 「どういうシステムなのか…」
『ドラゴンクエスト』シリーズの“生みの親”たちが話すサクセスストーリーに、カズレーザーが驚嘆。
お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが、11日放送のトーク番組『X年後の関係者たち あのムーブメントの舞台裏』(BS-TBS)に出演。『ドラゴンクエスト』に関する強烈な裏話を聞き、混乱に陥る一幕があった。
■ドラクエ“生みの親”が登場
過去に一大ブームを巻き起こしたプロジェクトやベストセラー商品に携わった関係者たちが再集合し、そのサクセスストーリーを振り返る同番組。
11日の放送では、1988年に社会現象を起こしたファミリーコンピューター(以下、FC)用ソフト『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』(旧・エニックス)に携わったゲームデザイナーの堀井雄二氏、ゲームディレクターの中村光一氏が登場し、制作秘話を明かした。
関連記事:辻希美、“ある野菜”を生のまま食べたら体調急変 「ヤバい」「皆さんも気をつけて」
■中村氏と堀井氏の出会い
冒頭は、初代『ドラゴンクエスト』(1986年)誕生前夜に関するトーク。
弱冠18歳で既にアクションゲーム『ドアドア』を手掛けていた中村氏は、「当時のFCはマリオやシューティングなど全部アクションゲームだったので、アドベンチャーゲームだったら新鮮ではないかと提案。しかし、容量の問題で無理だろうという話になった」と明かしていく。
そこで決まったのが、既にPC板が発売されていた推理アドベンチャーゲーム『ポートピア連続殺人事件』のFC移植。これをきっかけに2人を中心とした新たなゲーム開発がスタートしたという。
関連記事:橋本環奈と中川大志のデート報道、キス後に“とった行動”にファン悶絶 「ドラマでしか見たことない」
■ゲームファンだったすぎやまさん
制作に参画したのが人気漫画家の鳥山明さんと、大物作曲家のすぎやまこういちさん。
堀井氏は大学卒業後『週刊少年ジャンプ』でライターをしており、担当編集者の仲介で同誌連載中の鳥山さんと知り合ったという。
一方、すぎやまさんとの出会いは意外なもので、エニックスの将棋ソフト(『森田和郎の将棋』)愛好家だったすぎやまさんが、「アンケートはがきでプレイ感想を送ってきたこと」をきっかけに知り合ったと回顧した。
関連記事:バナナマン設楽、警察署から突然電話が… かけ直したら「まさかの要件」に驚き
■混乱するカズレーザー
ちなみに制作陣がすぎやまさんと出会ったタイミングは、制作スケジュールの最終盤。
失礼を承知で“2週間後の納期”で曲制作を依頼したところ、完成曲はすべて良曲だったことを明かしつつ、「オープニング曲は5分で作ったそう…」(堀井氏)と衝撃の裏話も。
それを聞いたカズレーザーは「5分以上ある(オープニング)曲を5分で思いつくってどういうシステムなのか…。それがわからない」と混乱する様子を一瞬見せ、「これまで積み上げてきたものがあるから(5分で)生まれたっていうことですね」と、称賛していた。
なおシリーズ最新作である“ドラクエ3リメイク版”こと、『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』(Nintendo Switch、プレイステーション5ほか)は本日11月14日発売となっている。
Source:Amazon.co.jp
商品のデザインや仕様、価格、パッケージなどは執筆当時のものです。変更されている場合がございます。
・合わせて読みたい→バナナマン設楽、警察署から突然電話が… かけ直したら「まさかの要件」に驚き
(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)