都心OLが理由もないのにホテルに泊まるのはなぜ?最近増えてるホテル好き女子とは
■都心に住むのにホテルに泊まるのはなぜ?
いま、ホテルのあり方が見直されています。かつて、本サイトではカップルが利用すると言われるホテルが、近年は女子会として利用されている事例を紹介しました。
さらに最近のホテルの新しい使い方として、都心に住んでいるのにもかかわらずホテルを利用する女性が増えてきているといいます。今回は、自宅が近いのにあえてホテルに宿泊する女性の実態に迫りました。
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■目的は「旅行に行けないから」
今回話を聞いたのは、月に1度はホテルでリフレッシュするというIT企業で働く井上さん(27才・仮名)です。彼女は東京都世田谷区で一人暮らしをしています。勤務先までは電車で20分ほどで、仮に終電を逃したとしても、タクシーで帰宅できる距離のため、本来は都心のホテルに宿泊する理由はないはずです。
―ホテルを利用するのはどういった時ですか?
「水曜日がノー残業デーなので、毎月どこかの水曜日にホテルを利用しています。ホテルで夕食を食べて、部屋に入ってマッサージを頼んでそのまま就寝。朝はモーニングを食べて出社します」
―なぜホテルに泊まるのでしょうか。
「旅行に行きたいけど忙しくてなかなか予定が立てられない時に旅行気分を味わえるからです。仮に日帰り旅行だとしても、前日から用意しなければならないし翌日は疲れが残るので結局2日くらいのプロジェクトになっちゃうんですよね。都心のホテルに泊まるのは半日だけ旅行するようなもので気軽なんです」
―ホテルで旅行気分は味わえるものですか?
「ディナーを食べてマッサージして、ふっかふかのベッドで寝た時点でかなり満足できますよ。移動時間が長い旅行って、結局ホテルや旅館にいる時間以外は忙しいケースが少なくありませんか? その場合、ホテルにいるだけが旅行なわけです。だから、都心でホテルに泊まるのは移動時間を伴わない旅行をしてるようなものなんです」
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■「交通費がかからない旅行」という捉え方
井上さんのような、都心に住んでいるのにホテルに泊まる女性は、仕事が忙しい総合職の女性に多いそうです。いま、彼女のまわりには、同様にホテルでリフレッシュする友人が少なくないそうです。
「ホテルの食事付き宿泊プランを見てみてください。私は20000〜30000円のプランを利用しています。交通費のかからない旅行と捉えれば格安の印象を受けますよ。旅行好きで忙しい女性にはぜったいおすすめです」(井上さん)
(文/しらべぇ編集部)