【衝撃】おしりは手とシャワーで洗う!?海外の洋式トイレの使い方
海外に旅行したことがある人は、ほとんどが同意するだろう。「日本のトイレ環境」は、世界一と言ってもいい。
先日、春節(旧正月)の休みをつかって来日した中国人観光客たちが、日本製のシャワートイレを大量に買って帰る光景をニュースで見た人も多いかもしれない。
そこで今回は海外のトイレ事情、観光大国タイの「洋式トイレ使用法」についてご紹介しよう。
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■タイの手洗い場は意外とキレイでソープつき
まずは手洗い場。場所によっては少し設備が古いところもあったが、基本的に掃除が行き届いていて綺麗に使用されているという印象。ハンドソープはほぼ全てのトイレに設置されていた。
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■タイのトイレは「拭いた紙」をゴミ箱に?
タイの地方都市では、日本でいう和式トイレに近い形のトイレもまだ多いが、バンコクなどの大都市でもっともよく見かけるタイプのトイレはこの形。
一見普通の洋式トイレのようだが、上の写真をよく見てほしい。写真右に大きめのごみ箱がある。これは、拭いた後の紙を捨てるごみ箱。
実はこのようにトイレに紙を流すことができない国は、タイに限らず沢山ある。用を足した後に紙をそのまま一緒に流すことのできるのは、世界では少数派なのだ。
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■タイのシャワートイレは「手で洗う」!?
そして、もう1つ注目してほしい部分がある。なんと、「シャワー」が付いているのだ。このシャワーをどのように使うのか実際にタイ人に聞いてみたところ、衝撃の事実が明らかになった。
なんとタイでは、片方の手でシャワーを持ち、もう片方の手で直接、用を足した後のおしりを洗うとのこと。
実は、直接手でおしりを洗うというのは、インドはじめ東南アジアの国々ではいたって普通のことらしい。
トイレから出るときにしっかり手を洗うから、全く不潔ではないとのことであったが、ボタンを押しておしりを洗ってもらうことに慣れている日本人には、驚きの方法だ。
しかし使用してみると、シャワーの扱いには少し慣れが必要であったものの、意外と快適。慣れてしまえばそれほど不便は感じないかも。
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■タイで見つけた温水洗浄便座付きトイレ
筆者がタイで見つけた唯一の温水洗浄便座付きトイレが、この写真である。日本料理店や、日本のチェーン店も入っている大型ショッピングモールのトイレであった。
今後このように温水洗浄便座が広まっていくと、「手洗い式シャワートイレ」はどんどん減っていくだろう。近々タイに行く予定がある人は、せっかくなのでぜひ、用を足した後の手動シャワーにトライしてみよう。
(文/しらべぇ編集部・なかしまそうた)