【東京一人暮らし】賃貸検索サイトを眺めるだけでは見落としがちな3つのポイント
この季節、進学や就職のために上京し、一人暮らしされる方も少なくないでしょう。こうしたニーズに応えるべく、最近では賃貸物件のポータルサイトがしばしば利用されます。SUUMOやHOME’Sなど、大手の検索サイトでは「家賃」「最寄り駅からの徒歩時間」「バス・トイレ別」など細かな分類によって自分に最適の物件を見つけ出すことができるため、ポータルサイトで見つけ出した物件を不動産屋に問い合わせ、そのまま契約、といったケースも珍しくありません。
画像をもっと見る■物件探し!サイトだけでは見落としがちな3つのポイントとは
ところが、物件を探す上で上記の方法だけではどうしても見落としがちなポイントがあると指摘する声があります。話を聞いたのは、都内で10年間賃貸不動産業界に身を置いている荻原さん(32才・男性)。一人暮らしをする際に以下の3つのポイントを抑えるとより快適な生活を送れるようになると言います。
今回は、一人暮らし検討者が見落としがちな3つのポイントをご紹介します。
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1:使う路線によって所要時間は変わる
地方に比べ、東京は電車の本数が多いことは言うまでもありませんが、路線によってそのペースはけっこう異なります。たとえば東京メトロの銀座線がおおむね2~5分ごとに走っているのに対し、都営大江戸線は時間帯によっては10~13分ごとに一本しか走っていないことがあるんです。また、両者では「深さ」も全然違います。地上から地下鉄駅のホームにたどり着く時間も考慮すると、目的地までの所要時間が長い路線のほうが実は総合的には短時間のケースもあります。
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2:複数路線が走る駅より、複数駅利用できるエリアへ!
東京は駅と駅の間が意外に短いエリアが少なくありません。たとえば、六本木駅と乃木坂駅の距離はとても近いので、このあたりを日比谷線と大江戸線、千代田線が使える「エリア」と捉えれば、かなり便利な街であることがわかります。複数路線が通る「駅」ではなく、複数駅がある「エリア」で探したほうがよい物件に巡り会えることが少なくありません。駅ではなく「エリア」という意識で探してみてください。
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3:終電をなくしたときを考えて「道路」の利便性を考える
東京の移動の基本は地下鉄や電車ですが、急ぎのときはバスやタクシーを使うことも少なくありません。そんなとき、大きな道が走っているエリアに住んでいるかどうかはとても重要になってきます。環状七号線や山手通り、外苑西通りなど、都内の主要な道路が走っているエリアに住めば、終電をなくしたときにもあっという間に帰れますし、ストレスも少ないです。興味をもったエリアに住むことを決める前に、大きな道路が走っているか考慮してみてください。
(文/しらべぇ編集部)