【知ってる?】辻希美とヨネスケの意外な共通点!初対面の相手の心を一瞬で掴む作法とは?
人気タレントがその地位に上り詰めたことには必然性があると言われる。芸能界で生き残るための秘訣や、コミュニケーション術はテレビ番組で取り上げられるだけでなく近年ではそれをテーマにしたタレントの書籍も数多く出版されている。
画像をもっと見る■出自が異なる2人の共通エピソードとは?
今回紹介するのは、まったく出自が異なる2人のエピソードだ。両者には初対面の相手から好印象を持たれ、絶大な信頼を獲得したある作法があった。
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■辻希美が彼氏の実家を訪れたとき最初にとった行動は?
画像出典:辻希美オフィシャルブログ「のんピース」
一人は元モーニング娘。のメンバーで現在はママタレントとしてマルチな活躍を見せる辻希美さん。これは、2009年4月17日に放送された『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)内で、彼女が当時交際中だった俳優の杉浦太陽さんの実家を初めて訪れたときのエピソードだ。
杉浦さんの実家を訪れた辻さんは、彼の家族への挨拶を終えると、すぐにあるお願いをしたという。
「仏壇に手を合させて下さい」
そう言って、辻さんは杉浦さんの先祖が眠る仏壇に手を合わせたという。このとき後の夫となる杉浦さんは「なんてしっかりして常識的な女性なんだ」と感心し、彼女との結婚を決意したという。
このエピソードは、若干20才で結婚を決めた彼女に対し、周囲から抱かれる「未熟さ」を覆す行動としてファンの間でよく知られている。
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■「突撃!隣の晩ごはん」でヨネスケがとった行動は?
画像出典:ヨネスケオフィシャルブログ「ヨネスケの駅弁!空弁!食べて答弁!」
もう一人取り上げるのは落語家でタレントのヨネスケさん。ヨネスケさんと言えば、ワイドショーの人気コーナー「突撃!隣の晩ごはん」で有名。夕方、全国各地の住宅街を歩いて事前の連絡なく一般家庭を訪問。その家庭の夕飯をいただいてレポートするという思い切った企画だ。
一見、失礼に見えるこの企画。だが、実際はヨネスケさんの知名度と人当たりのよさから彼を暖かく迎え入れてくれる家庭がほとんどだったという。しかし、中には彼の急な訪問に対して明らかに不快な態度をとる家庭もあったという。
そんなとき、彼は家族に簡単な挨拶をすませたあと、一つこんなお願いをしていたそうだ。
「いきなり訪問してしまったので、せめて仏壇に手を合させてください」
この後、家族の態度が明らかに変わることが少なくなかったという。
他人の家に予告なく訪問するとき、その家の先祖に挨拶をする作法を身につけているヨネスケさんの気遣いが伺えるエピソードだ。
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■仏壇に手を合わせる2人
©iStock.com/salimoctober
元アイドルである辻希美さんと落語家のヨネスケさん。出自も年齢もまったく異なる2人だが、初対面の相手への気遣いや作法に共通点があったことを意外に思う人も多いだろう。
自らが「外様」であることを自覚し、訪問先への敬意を払う。先祖へのあいさつはその表れだったのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部)