【夏の夕方あるある】頭の上に突如現れる「虫の群れ」の正体知ってますか?
本格的な夏もすぐそこというこの時期は、蚊やゴキブリなどの害虫対策に困ることもしょっちゅうです。
たとえば、夏の夕方。
外を歩いていて小さな虫の群れに遭遇したことはないでしょうか。
「うわ、口に入った!」
「虫の大群が顔面直撃!」
「オレの付近にだけ虫飛びすぎじゃね?」
しかし、肝心のこの虫の正体を知っている人はそう多くはありません。当サイトが行った調査では、この「夏の夕方になると道端で群れになって飛ぶコバエのような虫の正体を知っている」と答えた人は19%にとどまります。
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◆あの虫の正体を早く教えてくれ!
毒を持っているわけでも、刺してくるわけでもないものの、わらわらと縦横無尽に飛びまわられるのは、歩行中とにかく目障りで仕方ない!と思う人も少なくないでしょう。
では、この虫の正体は何?
画像出典:Wikipedia
正体は「ユスリカ」という虫。
名前からして蚊の仲間のように思われがちですが、ハエ目ユスリカ科に属するハエの仲間です。
我々人間にとってはうっとおしいと煙たがられがちですが、「赤虫」と呼ばれる幼虫の期間は、水中の汚れを食べて成長するため水質浄化に貢献していたり、赤虫を食べる他の幼虫に貢献していたりと自然生態系の中では意外にも重要な役割を担っているのです。
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◆駆除する方法は?
とはいえ、とにかくうっとおしいあの群れ(=蚊柱)にたかられて困ったときは、ユスリカの習性を利用するのが一番。
ユスリカは、群れがいるあたりで一番背が高いものに群がる習性があるので、周囲で自分より背が高いものに近づき、そっと逃げるのが正解です。
(文/しらべぇ編集部・ODY)
【調査概要】
方法:アンケートサイト「マインドソナー」
調査期間: 2015/06/01 – 2015/06/04
対象:全国10代~50代男女417人