キスが気持ちよくない？　男女差と「悲劇の年齢差」が明らかに

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恋人や夫婦、愛しあう2人がかわす口づけ。愛情を確認するための、もっとも簡単なスキンシップであると同時に、くちびる自体が性感帯。だからこそ、カップルはキスをする…はず。

ところが、しらべぇ編集部の調査では、かなり衝撃的なデータが浮かび上がってきた。

■「キスが快感」と感じるのは男性ばかり？

全国20〜60代の男女1180名に聞いたところ、「キスが気持ちいい」と感じるのは、男性が約6割に対して、女性は4割を切っている。

ドラマや漫画などで見られる「ねぇ、チューして♡」という女性のセリフ。あれは、幻だったのか？それとも、女性たちはたいして気持ちよくもないのに、キスを求めていたのだろうか？

回答を年代別に眺めると、ちょっとヒントが見えてくる。

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■男性は「若者」「中高年」がキス快感派

男性は、30代をのぞく全年代で「気持ちいい」が過半数。もっとも割合が高いのは、以前しらべぇの調査で、その絶倫ぶりが明らかとなった50代だ。

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5、60代のまだまだ元気な中高年男性が、男性の平均値を押し上げているのがわかる。

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■女性は、歳を重ねるほど低下傾向

一方、女性は全年代で半数を割っているが、5割に近い2、30代から年代が上がるほど「気持ちいい」と感じる割合が低下。

男性では「気持ちいい」と答えた人が一番多かった50代がもっとも低く、60代でやや上昇するが、いずれも低い値だ。

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■快感は、すれ違いで失われる？

じつは、キスが気持ちいい人の割合は、先述した「1ヶ月以内にセックスした人」の割合にとてもよく似ている。

比較的近い歳ごろで結婚する人が多いと考えると、キス快感率が高い50代の夫は、それがもっとも低く、ともすれば消極的な50代の妻とスキンシップを持とうとは思わなくなる恐れも。

「愛情を覚えないから気持ちいいと感じられない」とも言えるが、これでは悪循環。お互いが同じくらいキスを気持ちよく感じられるよう、パートナー同士で一度向き合ってみる必要があるかもしれない。

（文／しらべぇ編集部・タカハシマコト）