マドンナもドハマり?足元グラグラ綱渡りスポーツ「スラックライン」の魅力
突然ですが、綱渡りってしたことありますか? え、人生が綱渡り? 失礼しました。
「スラックライン」という、まさに“綱渡り”をスポーツにしたものが日本でも盛り上がりつつあるようです。実際にGoogle先生(Googleトレンド)に聞いてみたらこの通り。
ここ数年、じわっと右肩上がりですね(画像はスクリーンショットです)。あのマドンナのコンサートツアーでもパフォーマンスとして取り入れらたそうです。これからますます人気が出そうで、なんだかかっこよさげですが、実際のところどうなん? というわけで、スラックラインのコミュニティにお邪魔して話を聞いてみました。
<答えてくれた人>スラックラインコミュニティ「ストーンヴィレッジヒル」代表イシハラさん。2年半前から活動をしている。
しらべぇ編集部:
皆さんを見ていると上手い方も初心者の方もかなり楽しんでいそうですが、ハマる理由はなんでしょうか?
イシハラさん:
もしかしたら、人間には「バランス欲」みたいな3大欲求の次ぐらいの欲求があって、スラックラインはそれを刺激するんじゃないかな、なんて思います。僕の場合も、初めてラインの上に乗った時から快感で、虜になってしまいました。他のスポーツにはないものを感じたんです。
編集部:
たとえば他のスポーツと比べてどんな点が魅力だったり違いだったりしますか?
イシハラさん:
スラックラインは、綱渡りとトランポリンをミックスしたようなスポーツなのですが、綱を一直線に進む2次元的な楽しさとアクロバティックに360度回転するような3次元的楽しさがどちらも楽しめるんです。
水上でやる種目もあったり、パフォーマンス性が高いのも特徴かもしれません。あとは、まだメジャーになりきっていないスポーツをやっている、という先取り感みたいなものもほんのちょっとあります(笑)
編集部:
スラックラインを始めてよかったことはなんでしょう?
イシハラさん:
人との繋がりがとても広がりました。問い合わせをしてきてくれたり、実際に来られる方も男女問わず、家族で来られたりと様々です。あとは、体幹が鍛えられて姿勢が良くなります。僕は実際に猫背が治りました。バランスをとるために普段使わない筋肉を使ったり、胸を張って肩甲骨あたりをよく動かすので、それがいいのかもしれません。
編集部:
こうやって見ているとラインもカラフルでオシャレだし、アクロバティックでかっこいいし…。ずばり、やったらモテますかね?
イシハラさん:
いや、それはどうでしょう(笑)ただ、わいわいと「スラックライン合コン」なんて面白いかもしれませんよ。
このように聞いてみると、スラックラインは、
1:新鮮なプレイ感覚
2:人脈が広がる
3:姿勢も良くなる
という、最強の趣味となる可能性を秘めたスポーツかもしれません。今の趣味に実は今ひとつ乗り切れていないという方、いかがでしょうか?
(文/しらべぇ編集部・伊東宏之)