【内田理央、こんなだけどタレントです】本屋で思う…手帳1冊で夢は叶う?
こんにちは、だーりおこと内田理央です。ドラマ撮影に全力を尽くし、食後におそわれる眠気と戦う日々を送っています。
なんだか、眠さと戦う時って、中学高校時代を思い出しますね。特に、テスト前やテスト期間中のことを思い出します。テスト前日の勉強の時とか、テスト中とか、よくシャーペンを足にぶっ刺して眠気と格闘してました。
こんな風に書くとちょっとダメな生徒みたいだけど、わたし…実は成績すごく良かったんです。といっても、「勉強ができる」わけではなく、「定期テストのプロ」だったのです。なんというか、定期テストはコツがあって、範囲のみを覚えてパズルみたいに解答欄を埋める。そのやり方を身につければ、定期テストなら簡単にいい点数が取れると思います。
だから、とにかくテストの成績は良かったんですが、授業中ぼーっとしていることが多いのになんで成績良いんだ? ってことで、カンニング疑惑が出たことも…。失礼しちゃいますよ。こちとら、「定期テストのプロ」なんですよ!
さて、そんなわたしが本屋さんに行く度に気になっているのが、「勉強法」の本です…。ずばり言ってしまうと、勉強法の本を読むっていう行動は、ちょっとおかしいと思うんですよね…。おかしいというか、本末転倒?
それを読んでる暇があったら普通に勉強したほうがいいし、たとえば「〇〇するだけで勉強が飛躍的にできるようになる!」っていう宣伝文句の本を買うなら、そのお金で参考書を買ったほうがいいと思うんです。要は、そういう本を読むとなんだかやった気になるけど、結局勉強にはなってないと思って。
そして最近、そういう本が置いてある“自己啓発”系のフロアで最も気になるのが、「〇〇すれば夢は叶う」みたいなタイトルの本。しかも、「手帳1冊で夢は叶います!」と打ち出している本さえありました!
うーん、まじ、ムリでしょ…。いや、本の内容を否定しているわけではないんですよ。でも、夢を叶えるためにはきっと「強い気持ち」とかキツいことでも実行する「行動力」とか、あと究極的にいえば「運」なんかが必要だと思うんです。それは、手帳では身に付かない。きっと本を読めばそのことにも気づけると思うんですけど、タイトルとか宣伝だけ見るとちょっと勘違いしてしまいますよね…。
わたしはいま、夢を叶えるためにとにかく努力しなきゃいけない時期だと思っています。やるべきことはたくさんあって、毎日の目標もちゃんと定めて達成していかなきゃ! とりあえず、そういう色々なことを書き出して常に持ち歩けるものが欲しいです。よし、手帳買いに行こう!
(文/内田理央)