「バツイチはモテる」は真っ赤な嘘?離婚経験者の恋の可能性を大調査
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今や、「3組に1組の夫婦は離婚する」と言われる日本。バツイチという言葉も一般的になり、離婚を選ぶのは珍しい生き方ではなくなりつつある。
そのせいか耳にするのが、「バツイチはモテるよ!」という、ときに励ましのような、もしくは自慢のような一言。これは、事実なのだろうか?
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女597名を対象に、噂の検証を試みた。
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■まったくの嘘! 8割以上が「未婚がいい!」
いきなり、離婚経験者の夢を打ち砕くような結果があらわれた。交際相手の「もっとも望ましい婚姻・離婚歴」としては、「未婚」を選んだ人が8割以上。
「むしろバツアリのほうがいい」と答えた人は、およそ7人に1人に過ぎなかった。また、未婚者・既婚者とも、回答に大きな差異は見られない。
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■女性はバツに寛容? 離婚経験者は「40代以上」を狙え!
では、増え続ける離婚経験者は、次なる恋をどのように探したらいいのか? 編集部は、そのヒントとなるデータを発見した。
「未婚よりむしろ離婚経験者のほうがいい」と答えた人を性別・年代別に見てみよう。
50代を除くすべての世代で、女性が男性を上回っている。男性のほうが、パートナーの婚姻歴にこだわる傾向がありそうだ。
また、40代以降で「バツアリ志向」が一気に高まり、女性では2割を超えるが、この年代のお相手探しとしては「結婚歴がないのはむしろ不安」という人も増えてくるのだろうか。
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■とはいえ「バツアリ好き」は少数派
年齢が上がるごとに高まる離婚経験者への受容性だが、それでも全年代でもっとも人気が高いのは、未婚の人。
「バツイチはモテる」という言葉は、結婚生活をへて久しぶりに恋愛市場に戻ってきた男女が、(想像していたよりは)恋のお相手が見つかる、という実感を語ったものかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年5月22日~2015年5月25日
対象:全国20代~60代 男女597名