「草食系男子なんて本当はいない？」調査の結果、20代女子が最も少ない12％！

恋愛に積極的でない男子のことを草食系男子（草食男子）って呼びますよね。あまりにも当たり前に使うようになってきているこの言葉、一体いつ頃に作られたんだろう？と思って調べてみたら、2006年頃にできた言葉だそうです。もうすぐ10年になるんですね。

最近ではさまざまな派生系も生まれており、デートに誘わず告白もしない「受身系男子」、外側がベーコン（肉食）、内側がアスパラ（草食）の「アスパラベーコン巻き系男子」、恋愛にも結婚にも全く興味のない「絶食系男子」、などの新種も誕生しました。

そんな草食系男子なのですが、筆者はひとつ気になっていることがあります。それは、「本当のところ、草食系男子なんて存在しないのではないか！？」というもの。筆者の周りにも自称「草食系男子」は多いのですが、お酒を飲めば「彼女欲しい」なんてぼやきを言ったり、なんだかんだでやることやっていたりするので、イマイチ実感がないのです。

と、いうことで今回は20代〜60代の男女1500名に「草食系男子なんて実際にはいないと思う」というアンケートをとってみました。
気になる全体の結果がこちらです！

【草食系男子なんて実際にはいないと思う割合】

全体：19.3％

20代男性：16.7％
30代男性：15.3%
40代男性：18.7％
50代男性：23.3％
60代男性：25.3％
男性全体：19.9％

20代女性：12.0％
30代女性：16.7％
40代女性：16.7％
50代女性：20.7％
60代女性：28.0％
女性全体：18.8％

結果は、「草食系男子はいない」と思う方は約2割という結果になりました。これって要するに「草食系男子はいる」と思っている人が約8割ということですよね。そして、興味深いのは20代女性の割合が12％と最も少ないこと。これは筆者の憶測でしかありませんが、男の草食化により、誘ってくる男子が少なくなってきているのを実感しているのが20代女性なのかもしれませんね。

実際に、28歳某アパレル系ECに務める美人OLに聞いたところ、「最近好きになった男性が草食すぎて、あたしから誘わないとデートの予定は立たないし、お酒を飲んでいい雰囲気にはなるけど、あと一歩のところでなにも起きずに解散になります。あたしから押しすぎるのもイヤだし、こんな感じでずるずる2ヶ月たってしまいました」と語ってくれました。いずれにしても、「草食系男子は実在した」という結果で間違いなさそうです。

ちなみに、草食系男子と肉食系男子を起源とする派生系は、一説によると60種類を超えるみたいです。その中でも筆者が一目置いているのが「カイジ系男子」。カイジ系男子とは、快楽に弱く無責任で無気力。おまけに他力本願なのに逆境に強くて、胸をざわざわさせる男子のこと。この男子は、確かに身近で想像もできるので妙に納得させられました。

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2014年9月19日（金）～9月22日（月）
対象：全国20代～60代　男女1500名

（文／しらべぇ編集部・砂流恵介）