【カーネルおじさんも仰天?】日本で人気のケンタッキー「あの国」ではメニューが違う?
しらべぇでは以前、台湾のコンビニ密度の高さについてお伝えしましたが、マレーシアのKFC(ケンタッキーフライドチキン)密度も負けていません。
首都クアラルンプールなどが発展を続けるマレーシアでは、街の至るところに「KFC」が店を開いています。
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■KFCが多い理由は宗教が関係している?
イスラム教やヒンドゥー教など、宗教が混在する多民族国家マレーシア。
豚肉はもちろんのこと牛肉もあまり食べられないこの国で、もっとも一般的な肉といえばチキン。街を歩いていると、飲食店やマーケットでは鶏肉を店頭に置いている店がたくさんあります。
そのためマレーシアの人々にとってKFCはなくてはならない存在なのかもしれません。実はマレーシアのKFCでは、日本ではなかなかないある光景を見ることができるのです。
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■マレーシアKFCでは、まさかの◯◯◯が出る!?
その光景はセットメニューを注文した時に発見できます。マレーシアKFCではなんとチキンにセットで「ご飯」がついてくるのです!
通称「カーネルライス」と呼ばれるご飯に、グレイビーソースのようなものをかけて食べるのがマレーシア流。
ちなみに、このピンク色の飲み物はローズシロップドリンク。想像をはるかに超える甘さなので、日本人の舌にはちょっと合わないかも。
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■人気メニューはご飯入りのツイスター?
画像はマレーシアKFCホームページのスクリーンショットです
画像は「ジンジャーライスラップ」という日本KFCの「ツイスター」にあたるもので、なかにはぎっしりとご飯が入っています。
お昼過ぎに買いにいくと売り切れているほど、現地では人気のメニュー。
マレーシアのKFCで売ってるRice Wrapなる食い物。チキン、生タマネギ、トマト、あと蒸した米が入っていてマヨネーズ+スパイス風味。うめぇ pic.twitter.com/jSLpQ16YOK
— マサヒコ☆スーパーノヴァ (@masa_nova3) April 8, 2015
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■欧米化の中にも自国のカラーが入ってる
画像はベトナムKFCホームページのスクリーンショットです
その他、東南アジア諸国では、タイやベトナムのKFCでもセットメニューにご飯が出てきます。
日本のKFCはほぼ「アメリカ仕様」と言ってもいいかもしれません。しかし、マレーシアをはじめとする東南アジアでは、世界的チェーン店だとしてもメニューのなかにその国の食文化がしっかりと反映されているようです。
欧米化が進む中、でも地域色を残しながら発展しつづけるマレーシア。訪れた際には、ぜひKFCに立ち寄ってみてはいかがでしょう。
(文/しらべぇ編集部・渡辺夏実)