【あの論争に最終結論?】血液型占いを信じる割合は血液型によって違うのか?
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カジュアルな飲み会などでは、定型句のように聞かれるこちらの質問。聞かれるたびにウンザリしている人もいるだろう。「輸血でもするつもりか!」と。
日本人は「劣性遺伝子」であるはずのO型の比率が高いため、4つの血液型のバランスがよく、占いや性格判断に使われやすいという説があるが、実際に「信じている人」は、どれくらい存在するのだろうか?
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■「血液型信者」は、女性が男性の約2倍
全国20〜60代の男女1666名に調査したところ、男性ではおよそ7人に1人なのに対して、女性は3割に迫る。
血液型占いへの信頼度で、もっとも差が開いたのが、この男女差。一方で、年齢や年収といった要素では、ほぼ差が見られなかった。
しかし、それに輪をかけて差が出なかったのは…
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■どの血液型の人も「血液型占い」を信じる割合は変わらない!
血液型を信じる人の割合は、4つの血液型でほぼ横並び。つまり、「男女の差」のような明確な違いと異なり、血液型が人の性格に及ぼす影響は、ほとんどないと言ってもいいのではないだろうか。
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■しかし「血液型を言い当てられた人」はかなり多い…
血液型についての質問は、「何型?」のほかに、もう1パターンある。
と、相手の性格などから当てようとするものだ。
アンケートサイト「マインドソナー」を使った調査によると、およそ2人に1人は言い当てられた経験があるという。
これは一体、どういうことなのだろうか?
他人が当てられるくらいの「個性の違い」が血液型によって現れるのか。それとも「4択」で的中したときのことばかりが記憶に残るのか。
やはり、血液型診断の謎は深い。
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)