【実食レポ】最近のドックフードが人間の食べ物にそっくり過ぎるので食べてみた

2015/08/01 06:30


sirabee0730dog©istock/Fly_dragonfly

「ドッグフード」というと、茶色やこげ茶の粒を思い浮かべる人も多いだろう。しかし今、ドッグフードの「人間化」が凄いことになっている。

ドックフードや犬用品をあつかう通販サイトを見ると、「ドックフード」「おやつ」といったジャンルの他に、「おかず」や「お惣菜」、はたまた「デリカッセン」というジャンルまであるのだ。

そこで、思わず見間違えてしまいそうなほど人間の食べ物にそっくりなドッグフードと、気になるその味を紹介しよう。


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■テリーヌにジュレ…お洒落すぎるおかずの数々

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画像はポチの幸せのスクリーンショット

プレミアムドッグフード専門店「POCHI ポチの幸せ」であつかっているのは、なんともお洒落な犬用おかず。

「夏のテリーヌ」や「夏の彩りフルーツのジュレ」など、人間でもなかなかお目にかかれないようなものばかりだ。


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■お母さんのつくる献立にしか見えない

sirabee_dog8_20150730画像はmunch(マンチ)のスクリーンショット

犬用おやつとごはんのお店「munch(マンチ)」では、「チキンミートボールのあんかけ」や「チリコンカン風ポークビーンズ」など、言われなければ、犬用だとは気づかないほど人間の食べ物そっくりなラインナップが並ぶ。


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■クックパッドには犬用レシピも!

買うばかりではなく、手作り派の飼い主さんも多いようだ。料理レシピの投稿・検索ができるWebサイト「クックパッド」には、実はたくさんの犬用おかずのレシピも存在している。

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画像はクックパッドのスクリーンショット

このように見た目は人間の食べ物そっくりな犬用おかず。味のほうは一体どうなのだろうか。


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■というわけで、食べてみた

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用意したのは、犬用のお蕎麦。見た目もペットフードらしからぬ雰囲気だ。お店の方も勘違いしたのか、レジ袋に割り箸をいれてくれていた。

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中身をみると、蕎麦のほかにトッピング用の刻み海苔とカツオ節がついているという本格っぷり。

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盛りつけてお箸をそえると本当に人間のお蕎麦のようで、なんだか美味しそうだ。

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人参やかまぼこはさておき、まずはメインの蕎麦から食べてみる。

気になる味は…無味

特にあやしげな匂いもしなかったので、「これはいけるぞ!」と期待して口に入れてみたが、人間の味覚では何も感じることができなかった。

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つづいて、人参とかまぼこも食べてみる。

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どちらも見た目だけでは、お蕎麦以上に犬用なのか人間用なのか分からない。

しかし食べてみると…やはりどちらも味がしない。結局、味を感じることができたのはトッピングのの刻み海苔とカツオ節だけ。


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■結論、犬用は犬用!

どんなに人間の食べ物そっくりでも、やはりそこは犬用。彼らの味覚や健康を考えた仕様となっているようだ。

キャットフードと同様に、見た目につられてつい食べてしまわないよう気をつけてほしい。

(文/しらべぇ編集部・古川もこ

調査試食
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