【1345人に調査】エレベーターで喋るのは非常識? 嫌がられる会話内容とは?
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乗った瞬間、なんとなくみんなが静かになる空間、エレベーター。乗るまでは楽しそうに喋っていた人たちも、エレベーターの中に入ると「喋っていいのかな?」という雰囲気につつまれ、いつの間にかに黙ってしまうことがあります。
では、実際のところ「エレベーターで喋る」という行為はどう思われているのでしょうか?
成人男女1345名を対象に、「エレベーターで喋るのは、非常識だと思いますか?」というアンケートを実施しました。
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全体では、以下のような数字が出ています。
約8割と大半の人が「エレベーターの中で喋ることは非常識だと思わない」という結果になっています。
しかし、年代別に見ると、数字に差異が表れました。以下は、「非常識だと思う」と回答した年代別の割合です。
年代が上がるにつれて数字は上がっていき、60代以上になるとおよそ3人に1人が「非常識だと思う」と回答しています。
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さて、少数派ではありますが、エレベーター内で喋ることに非常識さを感じている人が一定数いるのも事実。一体どんな会話が煙たがられているのでしょうか?
「普通に小声で喋るくらいはなんとも思わないけど、若い人たちがクスクスと笑ってるのは非常識だと思う。自意識過剰かもしれないけど、乗客が少ないなかでそれをやられると、自分が笑われているのかもと思ってしまう」(40代男性)
「大きいボリュームで話してるのは非常識だと思う」(40代女性)
「『あつい』とか『くさい』とか、そういう思ったことをエレベーターの中で言う人に腹が立つ。わざわざ言わなくてもいいのにと思ってしまう」(50代女性)
「混んでるエレベーターで、『人多くない?』みたいに話してる人たちを見ると、『おまえもその多い人の一人だよ』と思う。うるさい黙れって感じ」(20代男性)
ちなみに、大企業の社屋内のエレベーターでは、「エレベーター内での業務に関する会話は控えてください」という注意書きがされている場合もあります。どんな人が聞いているか分からない、という理由からでしょう。
非常識に感じる人は少数派とはいえ、どんな人がいるかは分からないエレベーター。周囲への配慮自体は必要といえそうです。
(文/しらべぇ編集部・永久眞規)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年7月24日~2015年7月27日
対象:全国の成人男女計1345名