新たな泣き芸スター誕生! 「阿佐ヶ谷姉妹」の渡辺さんって誰だ?

阿佐ヶ谷姉妹のやたら泣く方が渡辺さん。これで皆さんも、もう間違えないことだろう。

2015/08/12 07:30


阿佐ヶ谷姉妹
(写真提供:JP News)

ご存知の方も多いと思うが、最近バラエティ番組でよく見かける「阿佐ヶ谷姉妹」は「姉妹」と称しているものの、実際の姉妹ではない

血縁関係の全くない、渡辺江里子さんと木村美穂さんのコンビである。

赤の他人のコンビなのだが、年齢も背格好も似ており、おかっぱで、メガネで、ピンクのドレスを着ている2人を見て、どちらがどちらかよくわからないという人もいるだろう。

安心して欲しい。最近になって明確な区別方法がわかった。やたら泣く方が渡辺さんである



■発端はロンドンハーツの人気企画

8月4日にオンエアされたテレビ朝日系列「ロンドンハーツ」。芸能人男女が「地球上にこの人たちしかいなくなったら誰と子孫を残したいか」を選ぶ人気企画「ラブマゲドン」に、阿佐ヶ谷姉妹のうち渡辺さんだけが参加した。

最初は男性8人対女性7人だった出演者も徐々にカップルが成立し、残るは男性3人(有吉弘行・矢作兼・又吉直樹)と女性2人(ハリセンボン箕輪・阿佐ヶ谷姉妹渡辺)。

ここで事件が起きた。男性陣が全員、渡辺さんを選んだのである。正直なところ、男性芸人側の悪ふざけ的な側面も感じられる全員指名ではあったのだが、これを受けた渡辺さんはマジ号泣。

「どうしました?」との問いかけに、ハンカチで目を押さえ、声も絶え絶えに「……うれしい……」と答え、スタジオは大爆笑。

改めて司会の田村淳が「残っている男性が全員お姉さんに」と紹介すると、渡辺さんの号泣は止まらなくなりかすれ声で「こんなことって……あります?」。


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■古来から重宝されている「泣き芸」

世の中には涙を流すことを武器としている芸能人がいる。すぐ泣くイメージのついた芸能人が、ここぞという場面で期待通り、ときには期待以上に号泣することで、場はたいへんに盛り上がる。

有名なところでは「探偵!ナイトスクープ」の現局長の西田敏行。局長就任当初からやたら涙腺がゆるく、近年では、依頼内容が泣けそうな話題だった場合、VTRを見る前にハンカチを用意するのが定番になっている。

また、徳光和夫や織田信成なども、涙を期待されて感動系の番組に呼ばれることが多く、そして期待通りに泣いてみせる。彼らが本当に心から泣いているのか、ビジネスで泣いているのかはわからない。

しかし、かつて中国などで、葬式にサクラで列席し、故人のために泣いて盛り上げる「泣き屋」という職業があったように、泣くことが芸になるというのは古来からの伝統。

それが本心であろうと嘘であろうと、泣くべき場面で泣ける人間はずっと重宝されてきたのである。


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■渡辺さん、今後は「泣き系」の仕事が増えそう?

阿佐ヶ谷姉妹の渡辺さんは、今年6月末の「ロンドンハーツ」のニッチェ江上プロポーズどっきりスペシャルでも、プロポーズされた本人や、母親、相方、親友のたんぽぽ白鳥などを差し置いてぼろぼろに号泣していた。

プロポーズが成功し、出演者一同が感動的な雰囲気に包まれる中、渡辺さんは「今日は……一番近くにいる近藤さんや仲良しの白鳥さんより泣かないように、と思ったんですけど……ぐあー」と号泣に号泣を重ね、大爆笑をさらった。

今回、珍しく阿佐ヶ谷姉妹バラ売りで渡辺さんだけラブマゲドンに出演したのも、このときの泣き芸の面白さからの抜擢だったのかもしれない。

それに対して、きっちり満点の泣き芸で答えた渡辺さん。今後は、たぶん泣き系の仕事が増えるに違いない。阿佐ヶ谷姉妹のやたら泣く方が渡辺さん。これで皆さんも、もう間違えないことだろう。

(文/Sirabee編集部

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